ほそかわ農園のスタートは遅いのですが、少しずつ種まきして芽がでてきています。

温床の中で大事に育てます。

ミニトマトのアイコ。

エンドウ豆。

キャベツとスティックブロッコリ。
これから6月ころまで、ハウスの苗たちにつきっきりでお世話します。
元気に大きく育っておくれ~。
近所の方に鹿肉をいただきました。
鹿が年々増えていて、田畑を荒らされ困っているので、獲ってくださると本当にありがたいんです。
そして、その命を感謝していただきます。

ソミュール液(塩とハープなどを混ぜた水)に2~3日漬けて、血抜きをしっかりしておきます。
鹿肉って脂分がほとんどないですが、牛ステーキより美味しかった。
って、ビフテキあまり食べたことないんですけど。

すじ肉の部分はチャー(うちのサビ猫)にあげたら、大喜びしていました。

もう一つ私の大好物は、ゴボウの梅煮。
ゴボウ、梅干し、昆布を一緒にストーブの上で1日ほどぐつぐつ煮て、最後に醤油を少し入れたもの。
ゴボウは購入しましたが、梅干しは庭からもいで作ったものです。
皮が固い梅干しも、煮るとふっくらして、程よく塩気が抜けておいしくなるんです。
梅味のしみた昆布とゴボウも絶品です。
冬におすすめのお料理。
保存しているキャベツと白菜があるので、ザワークラウトを作りました。

白菜を千切りにして2%の塩をふり、もみこみます。

消毒した瓶にぎゅうぎゅうに詰め込んで、5日ほど常温で置くだけ。
水が上までつかるほど、しっかり詰め込むのがコツです。
左が白菜、右がキャベツのザワークラウト。
乳酸菌がいっぱい。腸活で免疫力アップです。

乳酸菌といえば、木曽地方のお漬物「すんき」。
カブを塩を使わずに漬けられています。
木曽は海から遠くて塩が貴重だったため、塩分ゼロのお漬物なんだそうです。
とても酸っぱくて、塩気がないので不思議な味ですが、私は大好き。

もしかしたら家でも作れるかなと、チャレンジしてみました。
今はカブの葉がないので、小松菜と野沢菜のカブの部分を使って、すんきもどきです。
調べてみると、発酵させるには糖分が必要なので、菜っ葉だけでなくカブの部分も必要なんだそうです。
刻んだ小松菜とカブをお湯にくぐらせ、購入したすんきを種として1/3ほど混ぜて、お湯ごとビニール袋に入れました。
ヨーグルトメーカーで保温して1日半ほど。
失敗じゃないけど、本物のすんきと比べると酸味が足りませんでした。残念。
秋にカブができたら再チャレンジしてみます。
去年は大豆が豊作でした。
味噌・醤油づくりに使うだけじゃもったいないので、テンペづくりに挑戦。
まず、大豆を水につけてふやかし、皮をむきます。
一つ一つ皮をむいてゆくのは大変。ゴム手袋はめると滑りにくくて、多少時短になりました。

ちょっと固めにゆでて、40度くらいになるまで冷まします。
煮豆にテンペ菌をまぶして、ペット用のヒーターを発泡スチロールに入れた保温箱に並べます。
温度を上げすぎると納豆菌に負けるので、こまめに温度チェックをしながら、32度で24時間保温。
乾燥大豆500グラム分作ったので、3/4は冷凍保存。
畑のお肉として少しずついただきます。

テンペをさいころ状に切って、油で炒め、甘酒と醤油を絡めて照り焼き風に。
白菜と人参のサラダにトッピング。

今日の夕飯は、
テンペのサラダ、豆腐チーズのグラタン、重ね煮のかす汁、紅芯大根の浅漬け、野沢菜漬けです。
実は去年初めてテンペを作ったのですが、面倒だったので大豆の皮をむかずに作ったんです。
ところどころ固まってはいるものの、菌がうまく回らなかった。
横着はいけませんね。
うちのまこもの葉っぱで、夫がしめ縄飾りを作りました。

鮮やかなグリーンが美しいです。
まこもの良い香りもするんです。
南天と稲と粟で飾りました。

こちらは南天だけのバージョン。
今年はコロナに明け暮れた1年でしたね。お仕事などで大きな影響を受けられて、大変な方が多かったことと思います。ありがたいことに、皆さんが野菜を召し上がってくださったので、私たちはほとんどコロナの影響は受けませんでした。ウーファーさんは1人しか来なかったですが、慶二郎さんと私たち夫婦3人で、何とか頑張って1シーズン終えることができました。
しかし、今年は天候不良に悩まされました。梅雨の時期は、雨がずーっと降り続き、夏の野菜が元気に育ってくれませんでした。25年やってきて、今年が一番不作だったかもしれません。実は、8月ころまで野菜セットが十分にお届けできるか、毎回綱渡りの状態だったんです。また小麦も雨で刈り取ることができず、うどん(乾麺)は品切れ状態です。秋の白菜やネギなどは豊作でした。
農家の私たちにとっては、コロナより異常気象のほうが恐ろしいです。天候を予測し、できる限りの対策をして作物を育てています。でもあとは自然に任せてあきらめるしかありません。このまま温暖化が加速すれば、世界は食糧難になるんじゃないかと心配です。
なんだか暗い話になってしまいましたが、振り返ってみると今年もたくさんのお客さまとお話をし、稲刈りもみんなで行うことができました。日々学ぶことがあり、得ることの多かった1年でした。来年も新たな気持ちで、皆さんと農業を通してわくわくすることを共有してゆきたいです。引き続き持続可能な農業を目指します。
今年もほそかわ農園を応援してくださり、心から感謝しています。どうぞよいお年をお迎えください。
初霜が来ましたが、秋野菜が、色とりどりで、にぎやかな季節です。

人参
スティックブロッコリー
普通のものより、甘みがありおいしい
白菜
野崎白菜という古い品種の血を引く白菜。柔らかく甘みがあります。
マコモタケ
イネ科の作物で、田んぼに植えて稲の隣で育ちます。炒め物、炊き込みご飯、てんぷらなど
小かぶとあかねかぶ
長くてピンクのは、飛鳥あかねかぶという大和地方の伝統野菜です。
色を生かして浅漬けやサラダに。火を入れてもおいしいです。
さつまいも
「べにはるか」という品種です。これから、貯蔵中にだんだんと糖度が増してきます。
小松菜
冬の葉物。これから朝晩寒さにあたり、滋味が増してゆきます。
レタス
「ビミタス」という品種です。真ん中は玉レタスのように軟白され、外側はリーフレタスのような半結球タイプです。
春菊
香りのマイルドな大葉系の品種。寒くなる直前の今が最もおいしいです。
野菜セットには入らないのですが・・・。

収穫したての落花生を茹でました。

茹でた落花生がこんなに甘くておいしいとは知らなかった。
ハニーピーナッツみたい。
時間がたつと甘みが落ちてくるので、農家ならではの贅沢ですね。
残りは乾燥させて炒って、普通のピーナッツにします。