ほそかわ農園は

ほそかわ農園は、長野県の富士見町というところにあります。
八ヶ岳という山のそばです。
標高は、1000 メートルくらいです。
冬は、寒いけれど、夏はすずしくて、気持ちがいいです。
とってもきれいなところです。

ほそかわ農園のやくそく


ほそかわ農園では20年くらい前から、たくさんの種類の野菜と、お米を作っています。
雑穀や、お味噌も作っています。
作り方は、農薬や、化学肥料をつかわずに、作っています。
それが、ほそかわ農園の、一番大事なやくそくです。

それから、たくさん作ることはできないけれど、ていねいに作ります。
なんでもていねいに作ると、とってもおいしくなるんだよ。

たいせつなもの

畑や田んぼには、いろんな虫や、小さな生き物がたくさんいる。
ミツバチがいなければ、花がさいても、実がならないし、
カエルが、虫を食べてくれなかったら、たいへん。
土は、ミミズや、土の中の小さな虫が作ってくれたんだよ。
野菜やお米を作るとき、小さな、なかまは、とてもたいせつ。

草とか雑草も、たいせつだよ。
いろんな種類の植物が、はえていたほうが、小さな生き物も住みやすいし、
土もふかふかになるんだよ。
でも、あんまり草だらけになると、あとでたいへんだから、クローバーや麦なんかを、まいています。緑肥(りょくひ)
っていうよ。

共生(きょうせい)

でも、残念だけど、ぜんぶの生き物となかよくすることはできない。
わたしたちも、何か食べなくてはいけないし、どうしても、こまる虫もいるんだよ。
でも、農薬をまいたら、全部の虫が死んでしまう。
だから、こまる虫だけ、手で、ぶちっとつぶすんだ。
わたしは、これが共生(きょうせい)ってことだと思います。

ほんとうに、たいせつなもの

ほんとうにたいせつなものって、なんだろう。
海とか、山とか、水とか、空気とか、お日様とか、
こういうものがないと、人間も、ほかの生き物も生きられない。
ほんとうにたいせつなものは、だれも作ることができない。
だから、たいせつなんだと、思います。