2022年7月

野菜の味

わが家の食卓は、収穫したての野菜の味をチェックする場でもあります。野菜の味は畑の中でも日々変化してゆくので、自分たちの舌をたよりに出荷するかどうかを決めるのです。例えば、数日前はおいしかった枝豆が、今日収穫したのは実が入りすぎて硬くなっているから出荷は無理かな・・・とか、カブなんかも暑くなると途端に甘味がなくなってきます。逆にトマトは取れたての時期より、8月に入ってからの方が甘さが乗ってきておいしいです。
残念ながら私の舌のセンサーは敏感ではなく、野菜大好きな皆さんのほうがよくわかってらっしゃるかもしれません。そうは言っても畑で大量に無駄にするのも忍びないので、そんな変化する野菜の味を楽しんでいただければありがたいです。
味覚といえば野菜に限らずコーヒー、お酒、調味料など、味の微妙な違いを食べ比べて楽しむのが好きです。今日のコーヒーは酸味が強いかなとか、キュウリにつけて食べるのは豆味噌に限るとか、塩を使い分けてみたり。一つ一つの食べ物をゆっくり味わって食べると、自然と感謝の気持ちがわいてきます。
うちの野菜はシンプルな調理方法で、おいしくたっぷり食べていただけるようなものを目指して作っています。「うちの子はスーパーのトマトは食べないけど、細川さんちのトマトは喜んで食べるんです。」なんて言ってもらえた時は本当にうれしいです。

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7月19日の野菜セット小

梅雨明けしてから適度に雨もあり、夏野菜がぐんぐん育ってきました。すっかり夏野菜がメインのセットになりました。反対に葉物野菜には暑すぎて、収穫適期がどんどん短くなってしまいます。

 キャベツ
タケノコ型の「みさき」という品種です。やわらかく、生食にも向きます。
 とうもろこし
初物です。甘みと風味を兼ね備えた品種です。
ピーマン
「あきの」という品種です。
レタス
リーフレタスと、玉レタスの中間の半結球レタスです。外側は、リーフみたいで、芯のほうは、軟白された丸いレタスの味がします。炒め物や、さっとゆでてもおいしい。
 白菜
サラダにも使えるミニ白菜。
ミニトマト
「アイコ」という品種です。土壌検査によって補給しているので、ミネラルたっぷりです。夏に向けて甘味がましてきます。
 トマト
「麗夏」といういつもの品種です。
畑で完熟させるのが、おいしさの前提条件です。
 ナス
千両ナスより大き目の、中長ナスです。
アクの少ないナスに育ちました。浅漬けなど生食もおすすめできます。
紫色のは「きぬむらさき」という米ナスです。田楽や、ソテーがおいしいですが、一緒に使っていただいても大丈夫です。
さやいんげん
「まんずなるいんげん」といいます。
岩手の伝統品種です。
 きゅうり
たくさんとれてきました。「バテシラズ」という自然農法に向いた丈夫でおいしい品種です。


夏野菜をふんだんに使った焼きサラダ。

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7月8日の野菜セット小

本当に梅雨明けしたようですね。暑さもあり、夏の野菜がいつもより少し早く登場してきました。初物がいっぱい、彩のある野菜セットになりました。

キャベツ
タケノコ型の「みさき」という品種です。やわらかく、生食にも向きます。

 ジャガイモ
「とうや」という早生の品種。やや粘質で、なめらかな食感です。

 レタス
リーフレタスと、玉レタスの中間の半結球レタスです。外側は、リーフみたいで、芯のほうは、軟白された丸いレタスの味がします。炒め物や、さっとゆでてもおいしい。
急な暑さのため、茶色の筋が入ることがあります。申し訳ありませんが、その部分は取り除いてお使いください。

 ミニ大根
「ホワイトスティック」という品種です。暑くなると、辛み成分が増えてきます。

ミニトマト
「アイコ」という品種です。

 ナス
千両ナスより大き目の、中長ナスです。最初の一本です。

 ピーマン
2色のピーマン。クリーム色のほうは、青臭さが少なく、サラダにも向きます。

さやいんげん
「まんずなるいんげん」といいます。
岩手の伝統品種です。

きゅうり
取れ始まました。「バテシラズ」という品種です。

いよいよキュウリ、ミニトマト、インゲンなどが採れ始めてきました。夏ですね。

★インゲンとトマトの煮物

①インゲンは2、3等分に切る。たまねぎは薄切り、トマトはざく切り、にんにくはみじん切りにする。

②鍋に油をしき、ニンニクを炒める。そこにタマネギを入れてしんなりするまで炒める。

③トマト、いんげんを入れて、塩・胡椒で味付けする。蓋をして時々かき混ぜながら弱火で20~30分ほど煮込む。④仕上げに醤油少々入れて味を調節する。

 

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