10月17日の野菜セット大

10月17日の野菜セット大

にんじん、サツマイモ、ブロッコリ、カリフラワー、カブ、マコモタケ、長ねぎ、ミニトマト、レタス、ピーマンの10種類です。

うちの春一番の種まきは3月半ばころです。トマトやキャベツ、レタス、エンドウ豆なんかをまきます。それから常にいろんな種をまき、苗を育てながら過ごして、一番最後の種まきが終わるのが9月下旬です。最後は小松菜です。

種まきの時期は、例えば玉ねぎならお盆頃、秋の大根はお盆過ぎから8月中に、野沢菜は9月初めというように、昔から地域でだいたい決まっています。そこからずれると、虫に喰われたり、病気が出たり、おいしくないとか不思議とうまくいきません。

さて、今年は観測史上最も暑い夏だったそうですが、畑もいつもと様子が違いました。いつもどうりに種まきしたブロッコリーやキャベツですが、収穫時期になって防虫ネットを外した後も、毎日のようにヨトウガに卵を産み付けられました。見回って、葉の裏の一か所に固まっている小さな幼虫を、葉っぱごと取るのですが、数日見逃してしまうと、なん十匹という幼虫が蜘蛛の子を散らすように株全体に散ってゆきます。もともと有機農業は虫と付き合うのが仕事のようなものですが、今年は他に種をまいても収穫できないものがあり、大変でした。

気候変動の影響を感じます。海外から農作業のお手伝いに来てくれる若いウーファーさんの中には、将来の環境が心配で子供を持ちたくないという人や、これ以上人口を増やさないよう自分の子ではなく養子を育てたいなんて言う人もいます。自分の若いころの能天気さと比べて胸が痛みます。大人として何か行動しなくてはいけないですね

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