10月22日の野菜セットです。すっかり秋の野菜になりました。
・キャベツ・・・サボイキャベツ。しっかりしているので煮込み料理に。真ん中
のほうは千キャベツでもいけます。
・カブ
・スティックブロッコリー
・カリフラワー
・サラダセット・・・ルッコラ、赤からし菜、レタス、ラディッシュ
・大根
・人参
・ニンニク
・玉ねぎ
・ジャガイモ・・・アンデスレッド。ほくほく煮崩れ系。
・チンゲンサイ
・ミニトマト
今回はうちで働いてくださっている酒井慶二郎さんのことです。
慶二郎さんは去年の春からほそかわ農園に来て一緒に農作業しています。彼は自閉症です。とても体力があって、どんな仕事も一生懸命がんばって働きます。いつも明るくて元気で、今ではすっかりうちの家族の一員です。
そして、絵を描くのがとても上手で、あちこちで個展を開催しています。花の絵、似顔絵、野菜の絵など・・・。どれも素敵ですが、私は特に野菜の絵が大好きです。彼には光の当たり具合による微妙な色の変化も、正確にとらえることができるんです。しかも下書きもせずに描けてしまうのが不思議です。ぜひ、慶二郎さんの素晴らしい絵に会いに行ってくださいね。
酒井慶二郎500人展
2013年11月20日(水)~24日(日)
会館時間:10時~6時(24日のみ5時)
場所:茅野市民館(市民ギャラリー)
※500人の似顔絵展すごい迫力だと思います
酒井慶二郎第7回真澄個展
場所:諏訪市元町、真澄さんの松の間
10月25日(金)まで開催中です
※宮坂酒造さんの松の間もとても素敵です
いつもほそかわ農園の野菜を食べてくださりありがとうございます。
季節の野菜を詰め合わせたセットでのお届け、不便なことも、いろいろあるかと思いますが、おかげさまで、いちばんおいしい時期に作ってお届け出来(それはスーパーでその野菜がいちばん安い時期です)、そしてどうしたらもっとおいしくなるか、もっとおいしい品種はないかなど、そんなことばかりにかまけていられて、本当にしあわせです。いちばん手のかからない時期に育った野菜は、資材も、燃料も、最小ですみ、環境にもいいんです。
お届けしている野菜について
○サラダセット
ルッコラ、からし菜、ラディッシュなどレタス類を組み合わせてお届けしています。
サラダというと夏のイメージですが、ルッコラも、からし菜も、もちろんラディッシュもみんなアブラナ科という野菜の仲間です。こいつらはおおむね涼しい気候を好みます。
レタスも、あんまり暑いのは苦手です。自分で農業を始める前、標高1400メートルの野辺山の農家でアルバイトをしていたことがありますが、そこでさえも真夏のレタス作りは気を使うと言ってました。そういうわけで、うちのサラダのいちばんおいしい季節は秋です。先日、サラダセットと、ブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、ちょっと味は落ちてきましたが、トマトとミニトマトを入れたサラダをボールいっぱい作りましたが、我ながらとってもおいしかったです。昨年買った、くるくるハンドルを回す野菜の水きり器は、少量の油分でもよくからんで、なかなかよいです。
○試作している野菜
いつもいろんな野菜を試作しています。
去年、ちょっと作ってとてもおいしかった、「たねの森」のパープルスプラウティング。がんばって早く種まきしたのですが、やっぱり晩生で、紫色の小さいブロッコリーは今年も出来そうにない。葉っぱだけでもおいしいのですが。
カタログにおいしいと書いてあった2種の食用ケール。この間畑で食べてみると、うーん・・・。霜が降りるようになるとおいしくなるというので期待したいです。こういう試作品をみなさんにお届けしてもよいものでしょうか。ちなみにこの2種の野菜もアブラナ科です。よく似た1ミリくらいの小さな種から、驚くほど多様な品種が育つのが本当に不思議です。
夏野菜もそろそろ終わりに近くなってきました。キュウリはなんだか例年より調子が悪くいつもより早めにおしまいになりました。トマトも、からからに乾いたと思ったら、台風の急な雨で割れてしまい、あまりよい年ではなかったです。こういう、作物の出来不出来は、近所で野菜を作っている人誰に聞いても共通しています。ほんとに作物は、気候しだいです。
変わって秋の野菜が、順番に登場してきます。これからでる野菜です。
○スティックブロッコリー・・・すでにお届けしています。寒くなると茎の甘みがより増してきます。有機のブロッコリー、手間はかかりますが、子供もみんな大好きなので力が入ります。
○キャベツ・・・そろそろお届けできそう。
○カリフラワー・・・オレンジと白いのと、2種類が、いろどりを添えます。
○みぶ菜・・・去年から作り始めました。京野菜です。水菜から分かれてできたと言われています。水菜よりおいしい気がして気に入っています。ただ、水菜は一年中スーパーに並んでいますが、それほど品種改良されていないみぶ菜は、作ることの出来る時期が限られます。まあ、それがおいしい理由のひとつではあるのですが。
○カブ・・・いま、直径1cmくらい。もう少しです。
○山東菜・・・おいしい山東菜、あるいは、丈夫で作りやすく、虫に強い白菜を探して、今年もいろんな品種を試作しています。長崎白菜、竹の子白菜など・・・。どうなるでしょうか。ご期待ください。
○大根・・・産直野菜ならではの間引き大根をお届けしていますが、肝心の大根は、10月半ばからお届けします。いつもの青首大根と丸くて中の赤い紅芯大根のほかに、今年は、緑色の濃い中国大根や、小さくて赤い大根を何種類か作ってみました。
○その他葉物類、小松菜、チンゲンサイ、春菊など。サラダ野菜の、ルッコラ、からし菜なども、実はこれからがおいしいです。
お米について
農薬、化学肥料はつかいません。うるち米品種は、「ゆめしなの」です。田舎のプレスリーみたいな言い方でいやなのですが、高冷地のコシヒカリなんていわれることもあります。まあ、最近の品種は、ほとんどがコシヒカリの地を引いていいるのですが・・・。
お日様当てて天日で乾燥しています。これは規模が小さいから出来ることです。ほそかわ農園も、少しずつ田んぼの面積が増えているので、先のことはわかりませんが、今のところ、なんとかがんばっています。