2018年3月

たねまき

ここのところ暖かい毎日が続いていますが、標高1000mのこちらでは梅のつぼみが膨らみ始めたところです。

26日から種まきが始まりました。ようやく今シーズンも始まったという感じ。

キャベツ・レタス・グリンピース、セロリアック、ネギなど。

温床にはトマト・ナス・ピーマン類を入れて発芽を待ちます。

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薪小屋


薪小屋その後。

子供たちが薪を積んでくれています。
薪を積み上げるのは達成感があって楽しいらしく、一生懸命やっています。

屋根をつけて完成。
うちはストーブもお風呂も薪なので、大量のストックが必要なんです。
これで来年の分も安心です。

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3月下旬の農作業

春の種まき前にやっている仕事。

 


まず、踏み込み温床づくり。

落ち葉、わら、米ぬか、鶏糞などを入れて作ります。

種をまいたトレーを置いて、発酵熱で発芽させ、苗を育てます。


薪小屋作り。

冬の間にたくさん作っておいた薪を積んで、乾燥・保管します。

古くなった小屋の解体作業。

これは娘が作った雪ダルマ。「小麦ちゃん」です。

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落ち葉を集める

私たちの地区の人たちが大切にお祭りしている山の神様。

許可を得て毎年、積もった落ち葉をいただいています。
まずは神様に「今年も落ち葉をいただきます。」とお参りして。

大きな袋に、何十袋も詰めてゆきます。

1~2年寝かして、踏み込み温床に入れたり、苗を育てる土に混ぜたりします。

軽トラで運ぶ道中に素朴な石仏がありました。

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道祖神も道端にいらっしゃいます。
昔からあちこちに神様をおまつりしていて、私たちを見守ってくださっているのですね。

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ぽん菓子

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安曇野の豊科駅前にある「ぽんべえ」さんというポン菓子屋さん。
昔懐かしいポン菓子製造機。
そこで、うちの玄米、大豆、トウモロコシをぽん菓子にしていただきました。
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トウモロコシはスイートコーンでもポップコーンでもなく、「甲州モロコシ」という粉に引いて食べるタイプのものです。
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左から大豆、玄米、コーンです。

素朴でしみじみと美味しいお菓子です。

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豆味噌作り

わが家の豆味噌作りの工程を紹介します。
豆100パーセントのお味噌です。
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今年は余っていた黒大豆で作りました。
まず、豆を柔らかくなるまで薪の火で煮ます。
この煮豆は、何も味付けしなくてもめちゃくちゃ美味しいです。
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煮た大豆を40度くらいまで冷まし、種菌をまんべんなくまぶします。
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これを麹室の中に入れて、保温しながら発酵が進むのを待ちます。
40度以上にすると納豆菌が繁殖して、納豆になってしまうので、温度チェックは忘れずに。

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35度くらいで切り返し(混ぜ合わせて冷ます)をします。
だんだんと白くなってきました。
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3日目には菌が豆の中までまわって、こんなに真っ白に。
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出来上がった豆麹を1日塩水に漬けて柔らかくします。
これを臼と杵ですりつぶし、桶に入れて1年以上寝かせます。
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1年たったら豆味噌が食べられるようになります。
八丁味噌のような風味で、味が濃くて旨みが強いです。

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