ハウスの中は苗でいっぱい。
トマト各種、かぼちゃ類、ピーマン類、ナスなどなど。手前のはトウモロコシと根セロリです。
苗づくりはハウスの中の限られた空間で育てるので、失敗しても天候のせいにはできません。
不器用な私は、常に様子を観察しながら満足のいく苗を作れるようになるまで、10年くらいかかりました。
最初はじわじわとしか大きくならないのに、ある時急にグーンと成長するんです。毎日声かけしながら育てるのは楽しいよ。
今日はねぎの苗を植えました。
これから除草や土寄せを何回もしながら、白くて太いねぎに育てます。
昨年の秋に種まきしたので、ほぼ1年がかりで育てます。
昨日はミニトマトのアイコの苗を定植しました。
トマトジュースの分もあるので、174本です。
これから芽かき、誘引しながら、秋霜が降りるまで大事に育てます。
ネットに入っているのはキャベツ、白菜、レタス、ブロッコリーです。
無農薬なので、ネットがないと芋虫たちに穴だらけにされてしまうんです。
5月は育てた苗をひたすら畑に定植してゆきます。
6月半ばの野菜セットが始まるまで、あとひと月ちょっとですね。
大豆ってすごいね
ほそかわ農園にとって大豆はとても大切な作物です。
収穫した大豆からいろんなものが作れます。
大鍋で柔らかくなるまで煮て、米麹を混ぜて
お味噌づくり
柔らかくなるまで蒸して、
煎って挽き割った小麦と混ぜて麹を作って
お醤油ができます。
ゆでた大豆にてんぺ菌を付ければおいしいテンペに。
他にも豆乳、豆腐、納豆など。大豆って優れものですね。
うちの大豆で作るものはみんなおいしいのですが、なぜか豆乳だけは豆臭さが気になって飲みづらいです。
今年は富士見町協働農園でみんなと一緒に大豆を作ります。
もう定員いっぱいになっちゃったけど、楽しみです。
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種まき
ほそかわ農園の2023年の畑仕事が始まりました。
3月半ばからハウスでの種まき、育苗をしています。
とにかく最初無事に芽が出そろうまでが心配なんです。
ちっちゃな芽が顔を出すと、毎年のことながらうれしくなります。これはトマトの芽。
今はこれくらい大きくなりました。
こっちは「うすいえんどう」。もうすぐ畑に定植です。
ハウスの中の苗がすべて出てゆく6月半ばころまでは、ずーとハウスの中の苗のお世話で、いつも気にかけていなくちゃいけないんです。
面倒くさいけど苗はかわいい。
春はまだ体が動かなくてけだるい感じだけど、今年もがんばるぞー。やっぱりお百姓になってよかったなー♪
よいお年を
今年の12月7日で銀婚式を迎えた私たち。仕事が同じなので、1日中一緒にいると時々けんかもしますが、そのままでは仕事が進まないので自然と仲直りします。昔は子供たち、今は愛猫がかすがいになってくれているのかな。25年前に式を挙げた諏訪大社はとても寒かった記憶がありますが、今年の同日お参りに行くと、ぽかぽかとおだやかな日でした。

3月に伊豆大島に行きました
昔は12月には畑ががちがちに凍りついて、かじかんだ手でで野菜の収穫をし、家で凍らないように保存するのが本当に大変でした。お届けする野菜が少なくなって、年末に野沢菜やおもちをセットに入れていた年もありました。今は凍らないので遅くまで野菜を畑に置いておけるし、根菜類などもとてもよい状態で保存できるようになりました。1月に野菜セットをお届けできるようになったのも温暖化のせい(おかげ?)です。世界中に起こっている災害のことを考えると、喜んではいられないのですが。

雪の下の小松菜
みなさまも、どうぞお体にお気をつけてよいお年をお迎えください。(宏子)
10月14日の野菜セット(大)
10月は秋の野菜の最盛期です。種類も豊富で、気温が下がるごとに味が乗ってきます。
カブ 生でもおいしいサラダカブ。今が旬です。
レタス 「美味タス」という半結球レタス。丸いのより絶対おいしい。
長ねぎ 「なべちゃんねぎ」といいます。下仁田ネギと一本ねぎの中間の品種です。寒さが増すごとに味が乗ってきます。
マコモタケ 田んぼで育てるイネ科の作物です。タケノコみたいな繊維感とほのかな甘みがあります。
ジャガイモ 「はるか」という品種です。煮崩れにくいですが、適度なホクホク感があります。
みぶ菜 水菜の仲間です。鍋物、和え物、サラダなど水菜と同じようにお使いください。
あかねかぶ 大和地方の伝統品種。サラダカブに比べると野性的で複雑な味がします。色を生かしてサラダ、浅漬けなどに。
ミニトマト 「アイコ」という品種です。土壌検査によって補給しているので、ミネラルたっぷりです。ミニの方が大玉トマトより丈夫で長く収穫できます。
ブロッコリー 茎に甘みのあるスティックブロッコリーです。
カリフラワー 「オレンジ美星」という品種です。白いものより甘みがあります。
にんじん だいぶ甘くなってきました。寒くなってくるとさらにに甘みが増してきます。
キャベツ 「初秋」という品種です。パリパリした食感で生食にも向きます。
9月16日の野菜セット小
普段よりかなり気温の高い状態が続いています。秋野菜がとれ初めてうれしいのですが、暑すぎて、ブロッコリーが急に大きくなりすぎたり、傷んだキャベツが出たり、気候に翻弄されています。
枝豆
「タチナガハ」という晩生の品種です。
農薬を使わないので、枝豆は、特に虫が多い作物です。ご注意ください。
蒸し枝豆もおすすめ。洗った後多めの塩をよくまぶし、10分蒸して、うちわであおいで冷まします。
ピーマン
「あきの」という品種です。風味がよくおいしいピーマンです。
にんじん
まだ成長途中で、フレッシュな味がします。寒くなってくると徐々に甘みが増してきます。
坊ちゃんかぼちゃ
小さくてもホクホク。徐々に甘味が乗ってきました。
セロリアック
ふくらんだ根元を食べるセロリ。普通のセロリよりマイルドで香りがいいです。
厚めに皮をむいてください。生でも、加熱しても使えます。冷蔵庫でかなりもちます。
ミニトマト
「アイコ」という品種です。土壌検査によって補給しているので、ミネラルたっぷりです。ミニの方が大玉トマトより丈夫で長く収穫できます。
キャベツ
「初秋」という品種。甘みがあり、ぱりぱりした食感で生食にも向きます。
ブロッコリー
スティックブロッコリーの最初の花芽です。この後スティック状のわき目が出てきます。普通のブロッコリーより黄色くなりやすいです。早めにお使いください。
保存する場合は、ポリ袋等に入れ、冷蔵庫のチルド室などでなるべく低温で。
ナス
千両ナスより大き目の、中長ナスです。
アクの少ないナスに育ちました。浅漬けなど生食もおすすめできます。
薄い紫のは「きぬむらさき」という米ナスです。ソテーや田楽がおいしいですが、
一緒に料理しても大丈夫です。
タマネギ
有機のタマネギは、辛みがマイルド。さっと水にさらして、生食もおすすめです。
枝豆ごはん
傷んだキャベツたくさん使いたかったので、ポトフ
9月2日の野菜セット大
晴れればまだまだ暑いですが、大根や白菜、来年のネギ、タマネギの種まきなど秋の準備も進んでいます。今年は、少しずつ、よく雨が降るので、定植、種まきがやりやすいです。9月半ばから少しずつ秋のものが出てきます。
オクラ
アフリカ原産で暑いのが大好きなオクラ。緑のと、クリーム色のと2種類あります。
涼しくなると表面の毛が硬くなります。
板ずりすると食べやすいです。
とうもろこし
丈夫さと、甘さを備えた品種です。アワノメイガという虫の食害のため、先端をカットしたものがあります。今回でこの夏、最後のお届けです。
ピーマン
「あきの」という品種です。風味がよくおいしいピーマンです。
にんじん
種をまいてから2か月。だいぶ大きくなりました。葉先はお料理に使えますが、そのままだと、葉が根の水分を使ってしまいますので、葉は根本から切り落として、別々に保存してください。
坊ちゃんかぼちゃ
小さくてもホクホク。徐々に甘味が乗ってきました。
ジャガイモ
「タワラマゼラン」という品種です。粘質で、なめらかな舌触りです。皮の色が赤や紫のものは、丈夫な性質の品種が多いです。
ミニトマト
「アイコ」という品種です。土壌検査によって補給しているので、ミネラルたっぷりです。甘味がましています。
トマト
「麗夏」といういつもの品種です。
畑で完熟させるのが、おいしさの前提条件です。だいぶ少なくなってきました。
クッキングトマト
甘みは少ないですが、うまみ成分が多い調理用トマトです。パスタやラタトイユなど、加熱して使ってみてください。
ナス
千両ナスより大き目の、中長ナスです。
アクの少ないナスに育ちました。浅漬けなど生食もおすすめできます。
薄い紫のは「きぬむらさき」という米ナスです。ソテーや田楽がおいしいですが、
一緒に料理しても大丈夫です。
きゅうり
「バテシラズ」という自然農法に向いた丈夫でおいしい品種です。
ニンニク
自家採種しているホワイト六片種です。
夏野菜のマリネ
8月19日の野菜セット大
畑はまだ夏野菜の最盛期ですが、大根や白菜、来年のネギ、タマネギの種まきなど秋の準備も進んでいます。9月半ばから少しずつ秋のものが出てきます。
なるべくプラスチックを使わない包装を心がけています。トマトなどの緩衝材に新聞紙がたくさん入ってしまいます。処理が面倒で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
つるむらさき
ミネラルたっぷりの夏の葉物です。ややくせがあるので、よくゆでて水にさらします。おひたし、汁のみ、ベーコンなどと炒めたり、マヨネーズあえなど。
とうもろこし
丈夫さと、甘さを備えた品種です。アワノメイガという虫の食害のため、先端をカットしたものがあります。今日はあまりとれず、一本です。
ピーマン
クリーム色のは最初からこんな色です。完熟するとオレンジ色になります。青臭さが少ないです。
タマネギ
有機の物は、辛みがマイルドです。さっとさらして生食もおすすめです。
坊ちゃんかぼちゃ
小さくてもホクホク。徐々に甘味が乗ってきました。
ミニトマト
「アイコ」という品種です。土壌検査によって補給しているので、ミネラルたっぷりです。甘味がましています。
トマト
「麗夏」といういつもの品種です。
畑で完熟させるのが、おいしさの前提条件です。
ナス
千両ナスより大き目の、中長ナスです。
アクの少ないナスに育ちました。浅漬けなど生食もおすすめできます。
薄い紫のは「きぬむらさき」という米ナスです。ソテーや田楽がおいしいですが、
一緒に料理しても大丈夫です。
さやいんげん
「まんずなるいんげん」といいます。
岩手の伝統品種です。今シーズンのお届けはそろそろおしまいです。
きゅうり
たくさんとれてます。「バテシラズ」という自然農法に向いた丈夫でおいしい品種です。
夏野菜と鶏肉でマリネを作ってみました
畑の野菜と野菜セット
「今年の野菜のできはどうですか」とよく聞かれます。「うーん、まあまあですかね」と毎年同じような返事をするんです。野菜セットでお届けするため、年間50種類くらい作っているので、平均してまあまあの出来になるのでしょうか。ほかの農家みたいに豊作で儲かる年とダメな年があまりなく、安定した低収入です(笑)。
おまかせの野菜セットは、その時に畑にあるものを皆さんに分け合ってお届けしているので、無駄が少ないです。なので、例えばキュウりなどがたくさん取れた時は、多めにお届けすることがあります。1週間でこのくらいの量ならお届けしても大丈夫かな、と考えながら箱に入れてゆきます。また、保存できない野菜を優先してお届けするので、玉ねぎ・ジャガイモなどの保存できる野菜が後回しになることもあります。すみません、これから保存野菜も入れてゆきます。
畑の野菜をできるだけ無駄にしなくて、お客様もストレスなく召し上がっていただけるのが理想です。ですので、食べきれない野菜や苦手な野菜がある場合は、遠慮なくご連絡ください。できるかぎり対応させていただきます。
これからおいしいかぼちゃをお届けします。
暑さでぐったりしているうちのチャーさん
野菜の味
わが家の食卓は、収穫したての野菜の味をチェックする場でもあります。野菜の味は畑の中でも日々変化してゆくので、自分たちの舌をたよりに出荷するかどうかを決めるのです。例えば、数日前はおいしかった枝豆が、今日収穫したのは実が入りすぎて硬くなっているから出荷は無理かな・・・とか、カブなんかも暑くなると途端に甘味がなくなってきます。逆にトマトは取れたての時期より、8月に入ってからの方が甘さが乗ってきておいしいです。
残念ながら私の舌のセンサーは敏感ではなく、野菜大好きな皆さんのほうがよくわかってらっしゃるかもしれません。そうは言っても畑で大量に無駄にするのも忍びないので、そんな変化する野菜の味を楽しんでいただければありがたいです。
味覚といえば野菜に限らずコーヒー、お酒、調味料など、味の微妙な違いを食べ比べて楽しむのが好きです。今日のコーヒーは酸味が強いかなとか、キュウリにつけて食べるのは豆味噌に限るとか、塩を使い分けてみたり。一つ一つの食べ物をゆっくり味わって食べると、自然と感謝の気持ちがわいてきます。
うちの野菜はシンプルな調理方法で、おいしくたっぷり食べていただけるようなものを目指して作っています。「うちの子はスーパーのトマトは食べないけど、細川さんちのトマトは喜んで食べるんです。」なんて言ってもらえた時は本当にうれしいです。