菜園たより

あけましておめでとうございます

 昨夏は本当に熱かったですね。畑仕事も大変でした。その上暑さのせいで虫が異常発生したりなどで野菜の出来も今一つでした。
 でも敢えて今年の目標は「農業から幸せを」。みんなで農作業して、安全な野菜を作って、美味しい料理を作って。食から健康のことや地球環境のこと考えてみませんか?
農業は大変だけどワクワクもいっぱい!!
今年も皆さんの食卓に直接野菜をお届けします。
野菜セットのお届けは6月半ばから予定していますが、どうぞよろしくお願いします。

一哉  平和な世界になりますように
宏子  節目の年なので、ヨーガと坐禅で穏やか~に過ごしたい    
周作  整備士の仕事と消防団で忙しい毎日農業には興味なさそう
明日美 昨夏留学から帰ってきて大学5年生までいるらしい。どうする就職?

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リノさんのこと

昨年の9月から今年の7月まで娘がカンボジアに留学していましたが、不思議なことにちょうどその間入れ替わりで、10か月間リノさんというスイス人がわが家に居候していました。私たちは15年ほど前から国内外の方を受け入れていますが、1か月以上滞在した人はいなかったので、すっかり本当の家族のような存在でした。

彼の夢はスイスで味噌工場を作ることで、日本の食文化に触れたいこともあり、ワーキングホリデービザで日本に来たんです。まずはウーフでしばらくわが家に滞在のつもりが、なぜかうちと富士見町のことが気に入って、ずっといることになりました。その間に各地の味噌工場を見学して、麹・味噌づくりのノウハウを学んでいました。

彼は28歳ですが16歳の時からシェフをしているので、料理の腕前がすごいんです。山に行ってキノコを採ってきてパスタやリゾットを作ってくれたり、川に行って魚を釣ってきてソテーと骨のスープ作ってくれたり。近所の猟師さんからいただいた鹿肉で美味しいステーキを焼いてくれたこともありました。うちの野菜と組み合わせて、ここの土地で採れたものを使いこなして、まさに地産地消、身土不二です。

料理のことだけじゃなくて、有機農業のこと、環境問題のこと、戦争のことなど、彼とたくさんのことを話しました。親子ほども年が離れているのに、しっかりした考えを持っていて、こちらが学ばせてもらうことも多くて話が尽きなかったです。

最後に高価な麹を作る機械を注文してスイスに送る段取りをし、7月30日に帰国。工場を立ち上げるのに借金をしたので、これから忙しい毎日が待っていることでしょう。でもまたいつか、いつものように「ただいまー」って言ってうちに帰ってきてくれるような気がします。  

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あけましておめでとうございます

マコモの葉で作ったしめ縄。地味だけど青々としていて、凛とした美しさがあります。

1996年から、農園を始めて28年になりました。 その間大きな怪我も病気もせず、野菜セットを休まずお届けできたことが奇跡のように感じます。
さすがに最近体力の衰えを感じ、徐々に畑の面積を減らしています。その分丁寧に野菜を育て、人とのご縁を大切にし、環境に配慮した農業を目指したいと考えています。
長男周作は自動車整備士の傍ら、地元の消防団の駆け出しでがんばっています。長女明日美はカンボジアの大学に留学中。すっかり向こうの人たちと溶け込んでエンジョイている様子。そして、なぜか現在わが家にスイス人のシェフでアーティストの青年が居候中で、楽しい毎日です。

★今年は無理せず野菜を作り、淡々と自給自足的暮らしをすること。地域のお役に立つことも引き続き取り組みたいな。人生なりゆきまかせ(宏子)

★持続可能な農業に取り組みます。一年中自然の不思議さと美しさに驚いていたい。(一哉)

買い物にも行かず、家の野菜といただきもので作ったささやかなおせち。そばは息子が手打ちしたもの。

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今年もお世話になりました

長ねぎと卵の炒め物

①長ねぎ1本は少し厚めに斜め切りにする。
②卵2個を割り、軽く塩を振って、軽く混ぜ合わせる
③熱した鉄のフライパンに油を多めに入れ、卵を一気に入れる。
しばらく触らないでじっと待つ。卵がふつふつと盛り上がってきたら、へらで2~3回返して半熟状態で取り出す。
④空いたフライパンに油を足してねぎを焼きつける。少し焦げ目がついたところで醤油を鍋肌からジュッと加える。
⑤卵を戻し入れてざっくり混ぜたら、すぐに器に盛りつける。

 

こちらのレシピはうちの野菜セットを20年以上召し上がってくださっている、お客様のSさんからレシピをいただきました。忙しい時にさっと作れて、ご家族にも大好評なのだそうです。私もも早速作ったら、ご飯によく合う優しい味でした。

Sさんのように10年、20年と長きにわたって注文してくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。娘さんが引き継いでご注文してくださったりとか、本当にありがたい限りです。お会いしたことがない方でも、いただくお電話、ファックス、お葉書、メールからとても温かいものが伝わってきます。

今年の1月には、やはり20年近くお世話になっている静岡のお客様のところへ押しかけ訪問をしました。感動の初対面、なのに昔からのお友達とおしゃべりするような、不思議な感じがしました。

今年も異常な高温で野菜がちゃんと育つかとひやひやしましたが、1年間無事に野菜セットをお届けできてほっとしています。来年も大切な友達や親戚の家にお届けするつもりで、心を込めて野菜を作ります。お世話になりましてありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。

 

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やっと秋になりましたね

今年の夏はいろいろなことがありました。
まずはこの猛暑でいくつかの野菜がうまく育たなかったことです。ある野菜をかき集めて野菜セットを箱詰めしていましたが、ひやひやものでした。大玉トマトが今まで頑張ってくれていたのがありがたかった。でももう大丈夫。秋の野菜が次々収穫の時期を迎えていてひと安心です。

社会人4年目の息子の転職問題、先日カンボジアへ1年の予定で留学した娘と、それぞれの転機を迎え、親も右往左往していました。自分が20代の時は一人で育ったように思いあがっていましたが、両親にはたくさん心配をかけていたんだなぁーと今さらながら反省しています。

そして娘の旅立ちと入れ替わりにわが家に素敵なウーファーさんやってきました。スイス人のリノさんという27歳の青年です。彼はスイスで麹(大麦の)やいろんな種類のお味噌を作っているシェフ兼アーティストで、1年間日本の食文化を学びに来たのだそうです。私たちはブロークンな英語しか話せませんが、興味の対象が同じなので話がつきることがありません。うちの野菜を使って美味しいお料理も作ってくれます。彼のレシピを紹介したいんですけど、複雑すぎて書けません。

先日は一緒にパンプキンシード(当農園産)味噌と枝豆味噌を作りました。
パンプキンシードで味噌を作るなんて、外国人ならではの発想ですね。


リノさんが作ってくださった、スイスの伝統料理カプンス、根セロリのフライ、ミニトマトのソテーなど。
レストランのお料理をいただいているようでした。

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6月13日の野菜セット

5月にとても寒い日があり、植えた苗が霜にやられたり、なかなか育ってくれなかったりでひやひやしましたが、何とかセットのお届けができるようになりました。畑で収穫できる野菜は何品目になにったかなぁーとか、菜っ葉ばっかりのセットで皆さんに喜んでいただけるのだろうか…とか、何年たっても最初のお届けはとても緊張します。
 食べたい物が何でもすぐ手に入る今の時代に、野菜の種類は選べない、調理も少し面倒なうちの野菜を半年近く待っていてくださる…考えてみるとすごいことです。私たちはよいお客様に恵まれていますね、感謝です。
 それでも、収穫したてのみずみずしい野菜を見るとすごく美しくて、食べるととっても美味しくて「やっぱりうちの野菜が一番!」と自慢(自己満足)したくなるんです。
 今年も私たち夫婦と慶二郎さん、時々ウーファーさん(うちに住み込みで農業体験される人)で心を込めて野菜セットを作ります。どうぞよろしくお願いします。

今畑にある野菜を組み合わせた、大セットはこんな感じです。

キャベツ タケノコ型の「みさき」という品種です。やわらかく、生食にも向きます。

タマネギ 収穫したての新たまねぎです。まだ水分が多くフレッシュです。。

ミニ大根 「ホワイトスティック」という品種です。

チンゲン菜 中華のイメージですが、くせのない葉物で和風や洋風のレシピもたくさんあります。

葉ニンジン 人参を栽培するとき、必ず出てしまう間引き菜です。かき揚げと白和えがおすすめです。

レタス リーフレタスと、玉レタスの中間の半結球レタスです。外側は、リーフみたいで、芯のほうは、軟白された丸いレタスの味がします。炒め物や、さっとゆでてもおいしい。

ブロッコリー 茎がおいしいスティックブロッコリーです。最初の部分なのでこんな形です。

スナックエンドウ さやごと食べるエンドウです。すじを取ってお使いください。

白菜 ミニ白菜です。先日の大雨で、畑が一時水に浸かりました。

ニンニク まだ畑に生えているなまにんにくです。水分が多くゆり根みたいです。

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よいお年を

今年の12月7日で銀婚式を迎えた私たち。仕事が同じなので、1日中一緒にいると時々けんかもしますが、そのままでは仕事が進まないので自然と仲直りします。昔は子供たち、今は愛猫がかすがいになってくれているのかな。25年前に式を挙げた諏訪大社はとても寒かった記憶がありますが、今年の同日お参りに行くと、ぽかぽかとおだやかな日でした。

3月に伊豆大島に行きました


昔は12月には畑ががちがちに凍りついて、かじかんだ手でで野菜の収穫をし、家で凍らないように保存するのが本当に大変でした。お届けする野菜が少なくなって、年末に野沢菜やおもちをセットに入れていた年もありました。今は凍らないので遅くまで野菜を畑に置いておけるし、根菜類などもとてもよい状態で保存できるようになりました。1月に野菜セットをお届けできるようになったのも温暖化のせい(おかげ?)です。世界中に起こっている災害のことを考えると、喜んではいられないのですが。

雪の下の小松菜

みなさまも、どうぞお体にお気をつけてよいお年をお迎えください。(宏子)

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畑の野菜と野菜セット

「今年の野菜のできはどうですか」とよく聞かれます。「うーん、まあまあですかね」と毎年同じような返事をするんです。野菜セットでお届けするため、年間50種類くらい作っているので、平均してまあまあの出来になるのでしょうか。ほかの農家みたいに豊作で儲かる年とダメな年があまりなく、安定した低収入です(笑)。
 おまかせの野菜セットは、その時に畑にあるものを皆さんに分け合ってお届けしているので、無駄が少ないです。なので、例えばキュウりなどがたくさん取れた時は、多めにお届けすることがあります。1週間でこのくらいの量ならお届けしても大丈夫かな、と考えながら箱に入れてゆきます。また、保存できない野菜を優先してお届けするので、玉ねぎ・ジャガイモなどの保存できる野菜が後回しになることもあります。すみません、これから保存野菜も入れてゆきます。
 畑の野菜をできるだけ無駄にしなくて、お客様もストレスなく召し上がっていただけるのが理想です。ですので、食べきれない野菜や苦手な野菜がある場合は、遠慮なくご連絡ください。できるかぎり対応させていただきます。

これからおいしいかぼちゃをお届けします。

暑さでぐったりしているうちのチャーさん

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野菜の味

わが家の食卓は、収穫したての野菜の味をチェックする場でもあります。野菜の味は畑の中でも日々変化してゆくので、自分たちの舌をたよりに出荷するかどうかを決めるのです。例えば、数日前はおいしかった枝豆が、今日収穫したのは実が入りすぎて硬くなっているから出荷は無理かな・・・とか、カブなんかも暑くなると途端に甘味がなくなってきます。逆にトマトは取れたての時期より、8月に入ってからの方が甘さが乗ってきておいしいです。
残念ながら私の舌のセンサーは敏感ではなく、野菜大好きな皆さんのほうがよくわかってらっしゃるかもしれません。そうは言っても畑で大量に無駄にするのも忍びないので、そんな変化する野菜の味を楽しんでいただければありがたいです。
味覚といえば野菜に限らずコーヒー、お酒、調味料など、味の微妙な違いを食べ比べて楽しむのが好きです。今日のコーヒーは酸味が強いかなとか、キュウリにつけて食べるのは豆味噌に限るとか、塩を使い分けてみたり。一つ一つの食べ物をゆっくり味わって食べると、自然と感謝の気持ちがわいてきます。
うちの野菜はシンプルな調理方法で、おいしくたっぷり食べていただけるようなものを目指して作っています。「うちの子はスーパーのトマトは食べないけど、細川さんちのトマトは喜んで食べるんです。」なんて言ってもらえた時は本当にうれしいです。

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今シーズンもよろしくお願いします

農園では5月初旬、遅霜の恐れがなくなってから、一気に数十種類の作物を植え付けてゆきます。5月はひたすら種まき、植え付けです。春夏の作付けはほぼ終わり、ちょっと一息ついています。そして野菜がようやく少しずつ取れ始めたところです。おかげで今のところ順調にそだっているようです。まあ野菜の場合、不作で値段が高騰したりするのはだいたい大雨が原因です。ですので何かあるとすれば、これからです。最近のゲリラ豪雨とか恐ろしいです。数百ミリの雨を想定して対策しておかなくては。
 今年は田んぼの面積を大幅に減らしたこともあり、より丁寧に野菜の面倒をみられるのがうれしいです。
野菜を、定期的に取ってくださるいつもの方に、ほそかわ農園の名前をつけて直接お届けしていると、より安全でおいしいものをお届けする責任を感じます。逆にちゃんとしていないと見捨てられるという危機感もあります。ふつう食品を、メーカーやお店の名前がわからずに買うことはないですよね。ほそかわ農園も皆さんに買い支えられてやっていますし、やりがいがあります。
いつもも同じことを書いている気がします。でも本当にそう思います。今年もどうぞよろしくお願いします。

今年も酒井慶二郎さんと私たち夫婦の3人でがんばってまーす

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