ほそかわ農園の春のスタートはゆっくりです。
まずはハウスの中で、いろんな野菜の苗を育てます。
これはセロリアック(根セロリ)の種をまいているところ。
種は貴重なので均等に蒔きたいのですが、細かすぎてなかなかうまくゆきません。
夫は踏み込み温床作り。けっこう重労働。
落ち葉、わら、米ぬか、鶏糞などを入れ、発酵熱で苗を育てます。
毎年同じ作業の繰り返しですが、健康な苗を育てるのは一番大切な仕事。
試行錯誤しながら、失敗を減らす努力をしています。
わが家でよく飲むハーブティー。
うちで収穫したものや、庭に生えているもの、買ったものなどを組み合わせています。
番茶がベースなのでとても飲みやすいです。
うちの田んぼの一角で育ったマコモの葉っぱ。
利尿、血液浄化、排毒作用が期待できるそうです。
エキナセア。去年はたくさん栽培しました。
免疫力アップ、風邪予防などの効果が期待できるそうです。
これらを乾燥して裁断し、保存しています。
左からエキナセア、マコモ、ドクダミ。
他にビワの葉、ヨモギ、スギナ、オオバコ、決明子、煎り玄米など、その時の気分で組み合わせます。
土瓶でコトコト煮だしてポットに入れておきます。
これらはうちの花梨の枝で染めた靴下とハンカチです。
自然なとても優しい色合いに染まっています。
先日、染色に詳しい知り合いのTさんが、草木染めを教えてくださったんです。
同じ花梨から染めたんですが、媒染液の違いで色が変わってきます。
本格的な草木染は初めてだったので、とても興味深かった。
すみません、作業写真はカメラ忘れてしまってないのが残念。
Tさんが「薬草と染色の材料はほぼ同じ。薬草茶は飲んで中から治し、草木染は身に着けて外から癒すんだよ。」と言われて、すごーく納得しました。