毎年のことながら、夏ってこんなに暑かったっけ?と思ってしまう。畑の草取りなどしているとたちまち汗びっしょりだ。「上農は、草を見ずして草を取る」なんていいますが、草取りも適期にきちんとやりさえすれば何の問題もない。畑中きれいにして、ついでに土手草も刈ってやれば、さっぱりしていい気分だ。だが、どういうわけかなかなかこうはいかない。どこかでひとつつまずき、適期を逃がすと、みるみる畑は草だらけになる。本当にあっという間だ。こうなると何倍もの時間をかけて、畑中はいずりまわるはめになる。まあ、汗をかいて身体を動かせば健康にもよい、と言うことにしておきたいと思いますが…。
今日は隣の吉一さんが、ホークを使って耕運機の荷台に堆肥を積み込み、運んでゆきました。百姓ひとすじ、お年は確かもう90歳に近いはずだ。田んぼも作っていて、スーパーカブに乗って水の様子も見に行く。トラクターに乗って畑を耕しにゆく。梅の木に登って梅をもぐ。あれやこれやいつも体を動かしている。夏バテしないんでしょうか。ちょうどうちの家の窓から見える彼の自家用の畑は、いろんなものが少しずつきれいに植えられている。トウモロコシが何回も食べられるよう、数本ずつ階段状に植わっている。漬けウリも植えてあるようだが、ご自分で奈良漬けを作るのだろうか。人間先のことはわからないが、吉一さんを見ていると日々体を動かすことって、どんな保険に入るより確かなことに思えてしまいます。
写真:ヤマトイモ
今、生け垣のようにしげっています。収穫はこのつるが枯れてから。小さめでも形の良いイモがとれてほしいのですが、掘ってみないとわかりません
今年もまたモロコシ畑にタヌキがやってきた。朝、キュウリを取りに畑に行くと、隣に植えてあるトウモロコシが2、3本倒れている。もしかしてと思い、近づいてみるとやっぱりそうだ。ガリガリとかじったあとがあり、半分ほど皮をむかれたモロコシが転がっている。見ると中の粒はまだ小さくて真っ白だ。「おいおい、まだ早いよー」タヌキも皮をむいただけで一口もかじっていない。一目見てまだ早いと判断したものらしい。毎年、そろそろ取れるかな、と思っていると、ひとあし早くためし取りしてくれるので、収穫時期の目安にはなるのですが…。
ほそかわ農園で使っている肥料は牛ふん堆肥、カキガラ、ボカシ肥の3種類です。堆肥は作物にあげるというより、フカフカで微生物いっぱい、元気いっぱいの土にするために「土」にあげるというかんじです。カキガラは名前のとおり、カキの貝殻の粉末です。以前は石灰を使用していたのですが、そのかわりに使っています。ホウレンソウ、トマトなど石灰分を特に必要とする作物にまいてあげます。