今年の秋の葉物類はできが悪い。何か所かの畑に分けて作付けしているので、畑によって多少違いはあるのだが、全体に肥料が足りない様子で顔色が悪い。たとえば、トマトなどはできる限り少ない肥料で育てたほうが、玉は小さくてもおいしくなってくれる。しかし、葉物は肥えた土でないとおいしくならない。ある程度肥料分がないと、どうしてもかたくなってしまう。小松菜などはタネをまけば、早ければ30日で収穫できる。作るのは簡単な気がするのですが、本当においしいものを作るのはなかなか難しいです。また、よい野菜ができるようになるまでには、時間がかかるものだなと、あらためて感じます。これは言い訳ですが…。
畑のほうは今年の役目を終えて、あとは片づけるだけというところが増えてきました。この片づけがどうもめんどうくさくて、ついつい後回しになってしまいます。しかし、ここががんばりどころ。早く片づけて、緑肥用のえん麦をまくのと、まかないのでは、来年の畑のできが違います。あとは、落ち葉を集めたり、堆肥を積んだり、ぼつぼつ来年の準備が始まっています。
今、11から12月にとれる小松菜の種まき時期です。このあたりでは9月25日頃が種まきの限界で、それより遅くまいても今年中には大きくなりません。あとはニンニクと玉ねぎを植えれば、春からひっきりなしに続いてきた、植えもの・まきものもようやく一段落です。
思いのほか厳しい残暑でしたが、朝夕はさすがに少し肌寒く、秋のけはいです。あんなに採れていた夏野菜がひとつ、またひとつとなくなってゆくのは寂しいですが、さすがにもう十分にいただきました。秋一番に取れた葉物をみそ汁に入れて、フーフーと食べていると夏ばてぎみの胃袋がほっとするようです。
今年の夏、飛騨高山へ日帰りで行ったのですが、そこで食べた赤カブ漬けがおいしかった。
百姓はお天気の話ばかりですが、今年の梅雨は長かったですね。久しぶりにお日様が出て、「やれやれ、やっと梅雨明けか」と思ったら、週間予報はまたくもりや雨マーク。今年の夏は冷夏なのでしょうか。そういえば、去年はまた記録的な暑い夏でしたよね。観測史上最高とか最低とか、最近はそんな話ばかり聞く気がします。お天気ってそんなものなのでしょうか。それとも、地球の温暖化やオゾン層の破壊とか何か重篤な原因があるのでしょうか。
今年はどうやら寒い夏のまま秋になにってしまいそうだ。暑いのが好きな野菜は、やはりあまり元気がないようです。今はちょうどほうれん草やカブ、小松菜、大根など秋野菜の種をまく時期なのですが、こう雨ばかり降り続くと、畑に入ることができず、ちょっと困っています。あさって(8/20)からお天気になると天気予報では言ってますが…。
ジャガイモ畑をしきりに荒らす動物がいる。まだイモもこれから大きくなるところだというのに、すでに2セ(60坪)ほど食べられてしまった。食べた分より、少しかじったり、掘り返して散らかしたほうが多く、よけいに腹が立つ。そういえば、去年はすぐ隣の畑にジャガイモを植えて、イノシシにずいぶんやられたのだった。すっかり忘れていた。うかつでした。でも今年は去年に比べると、荒らし方がややおとなしい。イノシシではなく、もっと小さな動物みたいだ。何だろう?
ちょっとむし暑く感じる夜が続くと、夏野菜はぐっと大きくなる。カボチャのつるが伸びる早さにはおどろくばかりだ。つる先を持ち上げて、みるみる畑をうめつくしてゆく様子は、何か動物的ですらある。カボチャはここまでくればあとは、実がなって収穫できるようになるまで放っておくだけなので手間なしだが、トマト、キュウリは少しめんどうだ。トマトは支柱を合掌に立てて、伸びた茎が倒れないように誘引し、キュウリは高さ2mくらいのアーチパイプにネットをはって、そこにつるを誘引してゆく。伸びた分だけ、ひもでくくりつけてあげなければいけないのです。
今年も何とか、皆様に第1回目の野菜をお届けすることができました。この時期、暑かったり寒かったりしますが、着実に季節はめぐっているようです。今日は真夏のように暑い1日でした。そういえば梅雨入り直前の頃、みょうに暑い日がありますよね。