凍りついた菜っ葉

ねぎの収穫

12月の前半には、強烈な寒波に見舞われ、数日真冬日が続きました。最高気温がマイナスのままで、最低はマイナス10度くらい。大寒のころなら珍しくもないのですが、まだ、野菜の出荷中。小松菜やほうれん草が畑でカチカチに凍ってしまいました。先のとがった包丁で、発掘するように収穫し、地下のムロでゆっくり溶かして生きかえらせてお届けしました。その後、打って変わって温かくなり、カチカチ、そしてクタクタになっていた葉物類も見事に復活。野菜の生命力の強さにあらためて驚きました。小松菜もほうれん草も、ゆでてしまうまで、あるいは、消化されるまで細胞一つずつまで生きているんですね。一回凍りついた菜っ葉は、また一段と甘みが増します。

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