今年1年を振り返って

今年はウーファーさんに手伝っていただいて、こんなにたくさんの干し柿ができました。

忙しく日々の仕事に追われながら、あっという間の1年でした。わが家にとって今年一番の出来事は、以前ご紹介した慶二郎さんが私たちの仲間になってくれたことです。自閉症のハンディがある彼から、私たち家族はたくさんのことを教わりました。彼と一緒に作業しているうち、障がいがあるってどういうこと…?不幸なことなの…?などと考えるようになりました。

慶さんには苦手なこともいっぱいあるけど、絵の才能があってすごく体力もあるし、一緒にいるととても楽しいんです。実は私や息子、娘にも少し自閉症的な部分があり、できることとできないことのデコボコが大きく、あれこれ思い悩んできました。でも慶さんの充実した笑顔を見ていると、それも素敵なことなのかなって前向きに思えるようになりました。

その長男は今年中学に入学し、急に背が伸びて声変わりもして、母は戸惑いつつも心身共に成長しているのを頼もしく感じています。先日私が出かけている間に、一人でお昼にカレーとナンを作りました。ナンの生地は私が仕込んでおいたものですが、1枚1枚伸ばして、フライパンで丁寧に焼いてくれました。野菜のたくさん入ったカレーもとてもおいしかったです。彼は勉強もスポーツも苦手ですが、お手伝いはよくやってくれます。うちの子供たちも、慶二郎さんのように、これから得意なところをどんどん伸ばしていってほしいです。

最後に、世界中の原発と戦争がなくなりますように…その願いを自分自身がいつも忘れずにいるために、小さな行動を続けたいです。(ひ)

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