ピーマン、シシトウ、トウガラシ、パプリカ、これらはみんな同じ植物です。ですので交雑します。形も色も、本当にいろんな種類があって驚きます。 うちでこのところ、はまっているのは、長野県の伝統野菜「ぼたんこしょう」です。ピーマンのような形なのに辛みがあるめずらしい品種です。 おいしいです。食べてみたい方、お分けしますよ。

キューバの有機農家
カリブ海に浮かぶキューバという国を知っていますか?キューバは有機農業が盛んな国です。なぜかというと、社会主義の国で政治上の理由から、90年代にほとんどの輸入がストップし、経済危機に陥りました。それで近代農業ができなくなり、有機農業の転換を余儀なくされたのです。
8月下旬から、縁あってキューバの有機農家の農場主であるRさんが2週間、うちに滞在されました。彼女は日系人で30歳の若さですが、10haもある大農場を亡くなったお父様から引き継がれました。夫と子供を残して半年間日本で学ぶことを選んだ彼女は、物静かな中に秘めた強い意志を感じました。彼女の農場は、化石燃料をあまり使わず、ほぼ牛、馬、人力で農作業し、完全有機です。そこで豆、キャッサバ、フルーツなどを栽培し、お肉も含めて90%くらい自給自足なんですって!!それって昔ながらの農業かと思いきや、一方で土壌微生物や自然農薬などは最先端の研究をしながら実践していて、実は私たちのはるか先を行ってるんです。
彼女と一緒に働き、話をした2週間は、多くのことを学ばせてもらいました。お金を使わず自給自足で幸せに暮らすこと、真の豊かさとは何か、自分の今の生き方を見直してみようと思います。
キューバの料理「タマレス」を作って下さいました。
トウモロコシをすりつぶし、炒めたお肉やピーマンと混ぜ、トウモロコシの葉っぱに詰めて茹でたもの。
9月10日の野菜セット(大)
台風、こちらには来ませんでしたが、被害にあわれた方もいるのではないでしょうか。これから台風シーズン。来るものには何とか対応してゆくしかないです。まだ暑い日もありまずが、野菜は少しずつ秋の気配です。
伏見甘長
京野菜です。シシトウと同じように丸ごとお使いください。
ミニトマト
「アイコ」というプラム型の品種です。今年の天候なりに、だいぶ味が乗ってきました。
人参
6月にまいた秋の人参がとれ始めました。
キュウリ
「バテシラズ」という自然農法に適した品種です。
レタス
リーフレタスと丸いレタスの中間の半結球まだ小さめですがお届けしました。
カボチャ
「坊ちゃん」です。収穫後、2週間程するとぐっと糖度が増してきます。だいぶ甘くなってきました。
ジャガイモ
「きたあかり」ほくほく系の品種です。
葉大根
大根の間引き菜。汁の実、ゆでてあえ物にしたり、炒め煮などがおいしいです。
トウモロコシ
春から数回種まきしたうちの、これがこの夏最後の口になります。
セロリアック
肥大した根元部分を食べるセロリです。上品な味。
ほそかわ農園の1年
ハートのジャガイモ 毎年一つは見つける、幸運を呼ぶハートのジャガイモ。左は怒ったイモ君で、裏返すとニッコリのジャガさん。品種は「ペチカ」です。
今回は、ほそかわ農園の大まかな1年の仕事をご紹介します。
1月…1年の計画を立てる。野菜の種の用意。
大豆など豆類の選別。
2月…事務仕事、薪割り、大工仕事など。
3月…醤油・味噌づくり。落ち葉集め。
4月…ハウスで種蒔きと育苗。稲の準備。肥料まき。
5月…苗の定植(畑に植える)、田植え。
6月…前年に植えた玉ねぎとニンニクの収穫と乾燥。
7月…早朝の夏野菜の収穫が始まる。秋野菜の準備。
8月…ジャガイモ、カボチャなどの収穫と保存。
クッキングトマトを加工場に出す。
9月…稲刈り。サツマイモなど収穫。ニンニク種まき。
10月…えごまの収穫と脱穀。大豆、雑穀などの収穫。
玉ねぎの定植。
11月…冬の貯蔵野菜の収穫。畑の片づけ。
12月…大豆、雑穀の脱穀。たくあん、野沢菜を漬ける。
と、毎年ほぼ同じですが、前年の失敗を踏まえて、少しづつやり方を修正してゆきます。なので、1年の計画はとても大事なんです。
農作業はどれも体力勝負ですが、たくさんの人に手伝っていただいて、何とか仕事が回っています。畑の仕事は楽しいよ!!
森のパーティー
先日、私たちの住んでいする富士見町に「森のオフィス」という、木造施設をリノベーションした素敵なビジネス交流施設があります。そこでガーデンパーティーを開催されるにあたり、地元の野菜を使いたいとのことで、うちの野菜を提供させていただきました。そのうえ、私たちもそのパーティーに招待していただいたんです。

すべて炭火での調理。野菜やお肉の旨みがじっくりと引き出されていて、感動の美味しさでした。
森の中のアットホームな雰囲気のパーティー。初めての方ともすぐに親しくなれました。しかも自宅から徒歩10分の近さ!
ほそかわ農園のインゲン、にんじん、ズッキーニ、ジャガイモなどを使っていただきました。
炭火の前で汗だくになりながら調理されているシェフ、臼井さんとお話しました。「野菜の素材を生かすため、シンプルな料理にしています」と言われていましたが、毎日家で食べている同じ野菜なのに、いつもよりぐーんと美味しくなっているんです。さすがプロですね。
彼はイタリアで3年間修行をされたそうで、イタリアのレストランではほぼ、地域にある食材しか使わないとのこと。地元の農家を大事にしてくださる気持ちが伝わってきます。まさに「身土不二(しんどふじ)」=身体と土は同じ、近隣で収穫された旬の食材を食べると身体によい、という考えですね。
ほそかわ農園の野菜は、他にも地元のイタリアンレストラン、お菓子屋さん、学校給食などに使っていただいています。皆さんの健康と幸せに少しでもお役に立つことが、私たちの誇りです。
8月9日の野菜セット(大)
夏らしくなってありがたいですが、気温の変化の大きさに、なかなか身体がついていきません。
皆さまも、野菜をしっかり摂っていただいて、どうぞ体調にお気をつけください。
ピーマン
ようやく本格的に採れ始めました。
大きくなっても柔らかい「あきの」という品種です。
トマト
暑さとともに、味が乗ってきました。
ミニトマト
これから夏にかけてだんだん糖度が上がって来る野菜です。
ニンジン
すっかり大きくなりました。
さやいんげん
「マンズナル」という東北地方の伝統品種です。食べ飽きない味です。
ズッキーニ
かぼちゃの仲間です。素揚げ、天ぷら、炒め物など、油と相性がいいです。
ナス
ようやく初物です。最初の1,2個は受粉がうまくいかないせいか、形が悪いです。
キュウリ
蒸し暑く感じるようになると、急にたくさん採れ始めます。キュウリは採れ始めが柔らかく、おいしく感じます。
じゃがいも
「きたあかり」という品種です。ホクホク系です。全部収穫しましたが、気候のせいで、今年はやや小さめでした。
タマネギ
貯蔵したものからお届けしています。 球根が休眠している状態です。 暑い夏は寝て過ごす野菜です。
とうもろこし
初物です。「アワノメイガ」という虫にねらわれやすく、先端を切ったり、皮を剥いてあるのは、チェックするためです。今年は虫が多くて困ります。
旬の野菜をいただく
去年の今頃は暑い暑いと言って大騒ぎしていたのに、今年はお日様がなかなか顔を出してくれません。夏野菜の生育が遅く、やきもきしています。
ほそかわ農園は、新鮮な旬の無農薬野菜をお届けするのが、一番のセールスポイントです。その時期に露地でできる野菜は、ストレスが少なく、畑でのびのびと育ちます。だから栄養価が高くて、味も最高においしくなるんです。
また野菜の旬と、人の身体も密接な関係があります。栄養価だけではなく、夏は水分が多くてミネラルを補給し、夏バテを予防するキュウリやトマト。秋は冬に向けてエネルギーを蓄えるさつまいもやかぼちゃ。冬は身体を温める人参やねぎ、大根といったように、旬の野菜を適度に食べると、その時期の体調も整えてくれます。
私は大阪の農業とは無縁の家庭で生まれ育ちました。農家にあこがれていたものの、農業を始めるまで、畑での野菜の姿や旬の時期など、全く知りませんでした。ゼロからのスタートだったので、全てが新鮮だったけど、農家の1年のサイクルの流れに乗るのがわからず、大変でした。
春に種をまいて、苗を育てて世話をし、収穫して、保存食を作る。お百姓は毎年時期が来れば必ずやる仕事が、次々と向こうからやってくるという感じです。
20数年経っててようやく、その流れに乗れた感覚があります。逆に富士見で生まれ育った夫は、そんな暮らしが子供の時から自然と身についているみたいですね。











