11月の田んぼと畑のようす

畑のようす

 暖かい日が続いています。今、秋野菜の最盛期で、畑はにぎやかです。この時期、暖かさが続くと、とってもうれしい。いろんな野菜を長くお届けできるから。今のうちにと欲張って、野菜セットも、つい盛りだくさんになりがちです。

でも来週あたりから寒くなりそう。もうすぐ立冬ですもんね。寒くなってゆくと、野菜の種類が減ってゆく。ブロッコリー、春菊、かぶ、など寒さに弱いものからなくなってしまう。そのぶん、小松菜や、ホウレンソウなどは、これから美味しくなります。

 畑では、これから、大根、人参、ネギを取らなくてはならない。野菜を囲うって言ってますが、通常の収穫と違い、凍ってしまわないように、全部畑から取ってしまい、土に埋めたり、ビニールハウスに伏せこんだりするのです。

12月はじめ頃、野沢菜を漬け込むまで、しばらく冬支度が続きます。

野菜セットは12月下旬までお届けしますのでよろしくお願いします。

 田んぼのようす

 田んぼのほうは、作業というのはもうほとんどありません。秋起こしがすんだら、あとは静かに来年の春を待つだけ。ひとつだけ・・・クログワイという草があります。他の雑草は、いろいろな努力により、減る方向にあるのですが、この草だけはうちの田んぼの一部で、ふえているのです。そこだけもう少し寒くなって、土が凍り始めた頃、もう一度トラクターで耕したい。球根を寒さに当ててやっつけるのだ。

 あとは冬の仕事ですが、土壌検査。土さえ採取しておけば、検査は冬行えばよい。昨年入手した土壌検査の道具だが、いまいち活用方法をマスターしていないので、みんなで講習会を行う予定です。

 それから、除草用の機械の改良をしたい。自作の除草機を、もらった古い田植え機に取り付ける。口で説明してもちょっとわかりにくいと思いますが、自分で作った道具が、すんごく役に立ってくれたりするのが、農業の面白いところ。まあスモールイズビューティフルというか規模にもよると思いますが。でも、かなりの大規模でも、いろんな技と工夫でオーガニックな農業を実現している人は多いのです。

そもそも、田んぼそのものが、とてもすぐれた、環境にやさしいシステムなのだと思います。日本の田んぼ、大切にしたいです。(か)

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