10月下旬の畑のようす

畑のようす

うちは大豆の収穫したよ、と言われて、そういえばと大豆畑に行くと、すっかり枯れてちょうど取り時だ。いや、よく見るとすでにはじけている莢もある。大豆は、取り遅れると、カリカリになった莢が、ぱちんとはじけてねじれ、実をばらまいてしまう。あの莢は、種を遠くに飛ばすためのものでもあるんですね。

急きょ、大豆の収穫をすることにした。軽トラックの荷台にコンパネを立てて、刈った大豆の枝をどんどん積んでゆく。3~4畝くらいの面積なので、まあ、そんなに大した仕事ではないんです。軽トラがいっぱいになったら、ビニールハウスに運んで干す。畑でそのまま干してもいいのだが、うちは、稲の育苗に使うハウスが空いているので、いろいろ干すのに使っている。多種類の作物を作っていると、米、麦、豆類、玉ネギ、ニンニク、ゴマとか、一年中、実にいろいろ干すものがあるんですよ。

とりあえずハウスに持ち込んだら今日は終了。後は、よく乾いたら、足踏み脱穀機か棒でたたいて脱穀、手回しの唐箕で選別と、大豆に関しては、うちでは、ぜんぜん機械化されてないので、えんえん手作業が続く。面倒くさいと思うが、でも大豆作りはやめられない。

こうして収穫した大豆は、味噌と、自家用の醤油になる。たまに豆腐を作る。納豆はなかなかうまくいかないが・・・。

5畝~1反の田んぼ、2~3畝の大豆、同じくらいの野菜畑があれば、一家族が生きてゆける。それに自給分程度の大豆を作るのはぜんぜん難しくないんです。それにしても、日本の大豆の自給率は低すぎるな。大豆ってほんと日本人の食事の基本なのに。皆さんもどうですか、大豆作り。

畑では、秋野菜が最盛期をむかえています。ブロッコリー、キャベツ、小松菜、水菜、チンゲンサイ、山東菜など、アブラナ科の野菜をあれこれ届けします。今年初めて作ったものもあります。また、ご感想を聞かせてください。(か)

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