味噌桶

毎年3月に味噌作りをするのですが、2年前から木の桶で仕込んでいます。

昨日、注文した桶を届けてくださいました。お隣の茅野市の桶職人、柿沢さんです。諏訪地方で最後の桶職人だそうです。

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この桶で味噌が約90キロほど入ります。さわらの木で作られたそうで木目が美しく、木のいい香りがします。まさしく職人技です。
樽と桶の違いがいまいちよくわかっていないのですが、桶のほうが上等なんだそうです。

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今までプラスティックの桶で仕込んでいましたが、木の桶のほうがやっぱりおいしくて、とても評判がよいです。
うちの無農薬の大豆とお米、麹菌と海の塩、そして木の桶・・・これらが時間をかけてゆっくりと醗酵してゆきます。
桶の蓋を開けるとき、ふわっとした味噌の香りと一緒に、家に長年住んでいる微生物の「神様」が出てくるような気がします。

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この日はお醤油を搾るのもやりました。ちなみに醤油は木の樽で仕込んでいます。
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自家製の醤油は旨みがとても感じられて、甘いです。

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