田んぼと畑のようす

たぶん皆さんのお住まいの所より、ここは標高が高い分、季節が進むのが早いのです。

紅葉もとっくに終わり、木の種類によって、紅葉してから葉が散るまでの時間は違うのですが、もうすっかり、冬枯れといってよい風景になりつつあります。

IMGP3633今は、野菜の出荷をしつつ、片付け、来年の準備をしています。

田んぼは、家族総出で堆肥をまき、何とか全部まき終りました。トラクターにトレーラーをつなぎ、田んぼまで運びます。堆肥をトレーラーに積むのは、トラクターでできるのですが、まくのは、うちの場合スコップです。田んぼ1反(300坪)につき、1トンくらいを人力で散布します。

畑では、堆肥はあまり使わず、いろんな「緑肥」の種をまき、育ててすきこんでいますが、このあたりでは田んぼでは、気候的に、緑肥を使うのは難しいようです。例えば、レンゲの種なら1反ぶんで数キロまけばよいのでとっても楽なのですが。

堆肥をまき終わると、トラクターで耕します。これでだいたい終わりなのですが、田んぼによって、宿根性の雑草が増えてきたところがあります。そこは、12月になって、地面が半分凍りかけたころ、もう一度トラクターで耕し起こします。雑草の根株を凍らせるといくらか減らせるからです。それでほんとうに今年の田んぼの仕事はおしまいです。

畑のほうは、先日、トマトや、キュウリの支柱をようやく片付け終わりました。ニンニクの株元に生えたハコベを取って、春から続いた草取りもこれで今年はおしまいです。

いま、畑に残っているのは、今お届けしている、葉物類、ほうれん草や小松菜、ターサイなどと、長ネギです。12月になったら、葉物は、寒さと雪よけに、小さなビニールトンネルをかけてあげます。長ネギは、土が凍る前に全部抜いてしまいます。

あと残っているのは、小麦と、来年用のニンニクとネギとタマネギの苗だけです。これらは、このまま寒さに耐え、畑で冬を越します。

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