2010年に向けて

cimg4094.jpg今年ももう残りわずか。毎年の事ながら、この時期になると一年があっという間に過ぎてしまった気がするのはどうしてでしょうか。
しばらく暖かい陽気が続きましたが、いよいよぐっと冷え込んできました。
まだ、畑にあるのは、ほうれん草と小松菜くらい。収穫は、一日のうちで一番暖かい、午後1〜2時ころにします。それでも、しだいに土が凍り付いてくると、しまいには、とがった包丁の先で、土からえぐりだすようにして取ります。
寒さのせいでぐったりとして見てくれは悪いのですが、味は今が最高です。
けれど、これも年内が精一杯で、1月には、畑はすっかり凍りついてしまいます。
畑も、人も、しばらくお休みです。

さて、来年も、やりたいこといろいろあります。
種の自家採取もやってみたい。ミツバチを飼ってみたい。
そして、今まで以上に、よりおいしい野菜をお届けしたいです。野菜とはいえ、畑に生えているときは、自立した一個の生き物です。野菜においしくなってもらうには、元気一杯に育つ環境を作ってあげるしかないのです。畑や田に、自然の仕組みを小さく再現するのが目標です。と、えらそうなことを言っていますが、なかなか難しく、いまだにうまくいかない畑もあります。当分、試行錯誤が続きそうです。

それから、うちは、野菜セットでのお届けですので、定番の野菜をきっちりと作るのが大切とは思うのですが、最近、ややワンパターン気味な気もします。新しいものや、めずらしいもの、「おしゃれ?」な野菜にも挑戦してみたいです。
おしゃれといえば、田んぼや畑という職場は、まったく人目を気にしなくて良い職場なので、年々身なりに構わなくなる一方です。ばっちい衣服がまったく気になりません。これは、とくにみなさんにご迷惑をかけるものではないかもしれませんが、少し気をつけたいです。(か)