自然とつながっている暮らし

農業を始めてから、仕事が嫌だなぁーと思ったことはほとんどありません。もちろん丹精込めて育てた野菜が、天候や害虫・害獣などでだめになってしまって、「今までの苦労は何だったんだ…」ってことや、クタクタに疲れて動けないことはしょっちゅうです。でも太陽の下で野菜のお世話をしたり、収穫したりするのは本当に楽しいんです。そして、畑でカエル、ミツバチ、テントウムシなどの虫たちに出会うとあいさつして、じっと観察するのも毎日の楽しみです。彼らは野菜の受粉を助けてくれたり、害虫を食べてくれたりと、私たちにとって大切なパートナーでもあります。

こうやって日々生長する作物を見ながら、自分たちが育てたお米や野菜をいただいていると、太陽・土・空気・水・動物・虫・雑草などすべてのもののおかげで、自分はこうして生きているんだなぁーと感謝の気持ちがわいてきます。だからこそ、放射能や化学物質、電磁波など自然を脅かすものははっきりNO!と言いたい。虫たちが生きられない環境は人間にも悪い影響があるはず。子や孫の代まで美しい自然を残すため、暮らし方を日々見直してゆくことが、今幸せに生かしてもらっているせめてもの恩返しだと思っています。.

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