醤油しぼり
冬の大事な仕事は、お醤油をしぼることと、お醤油の仕込み、味噌の仕込みです。
昨日はお醤油しぼりをしました。お友達も2名応援に駆けつけてくれました。
仕込んだ後、時々かき混ぜながら2年間樽でじっくり熟成させておいたものを搾ります。
もろみを約60度まで温めます。こうすると搾りやすくなります。
酒袋に温めたもろみを少しずつ小分けにして入れてゆきます。
上から重しをかけて搾ります。この搾る道具は「ふね」といいます。
搾っただけの「生醤油」を少しとっておいて、後は保存性を高めるために80度まで温める作業、「火入れ」をします。
ビール瓶につめて栓をして出来上がりです。今年は大豆半斗、小麦半斗の醤油麹から、約7.5升搾れました。
早速夕飯に手打ちうどんを作って、生醤油を回しかけていただきました。ほんのり甘くて旨みのいっぱい詰まったお醤油です。
この搾りかすに塩水を混ぜて1ヶ月くらいおいてから、もう一度搾ります。これは2番醤油と言って、煮物などに使います。