晩秋の畑のようす

1年で一番最後に植えるのは、タマネギの苗です

10月23日、二十四節気の霜降を過ぎました。ここ八ヶ岳山麓では、本当に毎年このころ霜が降ります。先日の早朝、葉物類の収穫のため、標高950メートルの我が家から1100メートルの畑に向かい、軽トラで八ヶ岳を登ってゆくと、上るにつけて霧を抜け、放射冷却で冷やされた畑の葉物は、白く凍っていました。

10月のはじめから秋野菜の最盛期で、野菜に追われるように、あれこれセットに詰め込んでお届けしました。これから次第に寒さがきびしくなると、寒さに弱いものからひとつずつ姿を消してゆきます。こんなに野菜がにぎやかなのもいまのうちだけですので、がんばって(?)野菜をたっぷり食べてくださいね。

お届けしている野菜について

かブ…上半分が赤いのは、「あやめ雪」というカブです。色がきれいですが、味は、白いカブのほうがおいしいでしょうか。白いカブは2種類作っています。今年から作り始めたやつのほうが、おいしい気がしますが、丈夫さとか作りやすさを比べるため、何年かこのまま2種類つくるつもりです。今、一番カブのおいしい時です。甘いです。でも、カブもそんなに寒さにつ強くないので、最低気温がマイナスになるようになるといけません。そうなると大根にバトンタッチです。

キャベツ…いままで「初秋」という品種をお届けしていました。おいしくて作りやすいと言われ、今年作ってみました。確かに柔らかく、なかなかおいしかったですが、秋が暖かかったせいもあり、割れたものがかなりありました。キャベツの収穫適期は短く、適期をすぎると、内側からの圧力で割れてしまいます。柔らかいのほど割れやすいですね。

これからお届けするのは、寒玉系と呼ばれる、少し葉が厚く、煮込んだりするとおいしいタイプです。でも、キャベツもそんなには寒さに強くないのです。毎朝凍っても昼にはよみがえるほうれん草や小松菜とは違います。今のうちにせっせとお届けしますのでよろしくお願いします。

○うちの畑ですが、落葉松(からまつ)の林が隣にある場所が多く、毎年のことながら、落葉松の葉が野菜に大量についてしまいます。葉物類、レタスなど、洗うのにお手間をおかけし、申しわけありません。(か)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です