9月の畑と田んぼのようす

バナナピーマンはこんな風に実をつけています。

野菜のようす

 雨が降らなくては、野菜は育たない。根本的には、日照りの方が困る。これだけ雨が降ってくれる日本は、水と緑に包まれた、かえがたい大切な資源に恵まれた、ほんとうに世界的にも恵まれた地域だと思う。

しかし、ここのところ、台風の前から、なんだかよく降った。

降っている時間が長かった。皆さんのお住まいのところはどうだったでしょうか。紀伊半島のほうですか、2日で1800ミリの雨って、想像できないです。

 野菜は、雨が多いと病気になりがちだ。雨が嫌いなトマト。今年はがんばっていたのだが、力つきそうだ。甘みもおちてしまう。割れも多い。露地の雨よけ栽培なので、よけいに天気の影響を受ける。ナスは雨は平気だ。けれど雨ばかりだとお日さまが出ない。お日様が出ないと、ここは寒いんです。寒いと果菜類、特にナスは全然実がならない。うちでは最近、おでんとか、鍋、ほうとう(知ってますか)なんかを「あったまるね」とか言いながら食べています。まあ、また暑くなるとは思いますが。雨ばかりで畑に種まきが出来ず、ビニールハウスの中でポットに葉物の種をまいています。早くおいしい葉物をお届けしたいです。

田んぼのようす 

稲自体は、畑の作物と違って、もともと水のたまった田んぼに生えているのですから、

いくら雨が降っても平気です。ただ、今年は、稲の品種を変えたため、例年よりだいぶ生育が早い。もう稲刈りができそうになってきました。でも、さすがに、これだけ雨が降ると、稲刈りは無理です。しばらく天気が続くのを待つしかありません。

昔から、二百十日は、台風が来る時期だって言いまよね。やっぱり、あまり早い稲刈りはよくないみたいだ。来年は気をつけよう。

 シカは、あいかわらず、よく出没しています。目をつけられたという感じで、ねらわれています。もはやスズメなんてどうでもいい。シカを田んぼに入れないように必死です。しかし、毎年こんなことを言っていてもしょうがないですね。根本的な対策をしなくては。柵で囲うなら、今みたいなただのアミではなく、電気柵を買うしかない。あるいは、シカの来ない地域の田んぼを借りるか。これは逃げ出すってことですが・・・。あるいは、シカを捕るか・・・実は、一昨年、狩猟免許だけは取ったのだ。さてどうするか。(か)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です