2016年

晴れ間をねらっての稲刈り

ウーファーさんと慶二朗さんと

ウーファーさんと慶二朗さんと

ここにきて雨が多く、すっきりしない天気が続いていますが、ようやく稲刈りが始まりました。バインダーという機械で刈り取った稲の束を、田んぼの真ん中に組み立てたハザに掛けてゆきます。一年ぶりの作業ですが、刈ったばかりの稲の束を持ち上げると、まだ水分をたっぷり含んでいるせいもあって、ずっしりと重く感じます。でもその重さがうれしい。今年のお米は、良い出来のようです。

ハザに掛けた稲は、天候にもよりますが、1日1%くらい水分が減ってゆきます。その間、葉っぱから、最後の養分が送り込まれ、さらにモミの重さが数%増えます。おおよそ、10日から2週間ほどで水分15%くらいまで減ると、長期保存ができるようになるので、脱穀して、土蔵にしまいます。

お米は、一般には、いろんな理由で、玄米で保存流通するのですが、うちは、ただ土蔵に入れておくだけなので、モミのままで大丈夫。モミは温度、湿度を調節できるとても優れたカプセルなのです。

たくさんの面積を作ることはできませんが、今年はトノサマガエルが増えたとよろこび、赤トンボの羽化を愛でながら、納得いくよう栽培できるのは、直接お米を買って食べてくださる皆さんがいるからこそです。ありがたいです。

毎年お米をつくっていると、出来て当たり前のように感じてしまいますが、今年も、当たり前のように、お米が実ったことに感謝しなくては。いろいろ書いているうちに、プチプチした新米を早く食べたくなってきました。

 

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9月27日の野菜セット 大

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カボチャ   「カンリー」という品種です。収穫してから2か月ほどたち、甘みが出てきました。
ナス    他の実物野菜と違い、ナスは、秋もおいしい
人参   だいぶ大きくなってきました。
ピーマン  「あきの」という品種です。
キャベツ   秋の初物です。
トマト    気温が下がり、ゆっくり赤くなるようになると、甘みも、のりにくくなってきます。
サラダセット ルッコラと赤からし菜です。
野沢菜   カブの葉っぱですが、おひたしなど、小松菜を使った料理に代わりに使っていただけます。
長ネギ   松本一本ネギ。長野県の伝統品種です。
ブロッコリー スティックブロッコリーの真ん中の部分。この後、スティック状のわき目が出てきます。
レタス   「ロメインレタス」しっかりしているので、炒め物など火をとおす料理にも向きます。
ミニトマト

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田んぼのようす

稲刈り前の田んぼのようすです。
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手前の色の濃いのは、もち米です。奥の黄色いのはうるち米。
ここのところ雨ばかりの毎日ですが、来週あたりから稲刈り始まるかも。
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こちらは緑米。知人からただいて、今年初めて作りました。
普通の稲と全然違う姿でビックリです。どんなお米が収穫できるのでしょうか。
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こちらはマコモで、同じく今年初挑戦。マコモタケを収穫したり、マコモの葉のお茶を作る予定です。楽しみ~。

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雑穀のこと

今年はいろんな種類の雑穀を栽培しています。小さい粒の中に栄養がぎゅっと詰まっていて、これらを食べると元気になれそうな気がします。

・モチキビ…黄色いつぶつぶがかわいい。お米に混ぜて「きびご飯」としてよくいただいています。きびだけを炊いて、潰して、お団子にし、黄な粉をまぶす、シンプルな「きびだんご」も美味しいです。

・アマランサス…ケイトウの仲間で、鮮やかな赤い花を咲かせます。とても粒が細かいのですが、雑穀の中でもひときわ栄養価が高いらしい。炊くとタラコのようなプチプチした食感が楽しいです。パスタやジャガイモのサラダによく使います。

・タカキビ…雑穀の中では粒が大きく、炊くと噛みごたえのある、しっかりとした存在感があります。ハンバーグなどのお肉の代わりとしてよく使っています。

・エゴマ…今年は油を搾るためにたくさん作りました。ゴマとは少し風味が違うのですが、エゴマ和えやおはぎなど、ごまと同じような使い方をします。

・シコクビエ…昨年作ったのですが、まるで雑草のような姿。細かい茶色の粒です。ミルサーで粉にして小麦粉に混ぜてお菓子に使ったり、シチューなどのとろみづけに使っています。

・大麦…ご飯に混ぜたり、スープに入れたりすると、プチプチとした食感で美味しいです。収穫した大麦はあるのですが、丸麦に加工してくださる所を探しています。

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アマランサス

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タカキビ

 

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まびき菜

imgp5025ほそかわ農園の野菜セットには、ときどき、葉人参や葉大根など普通スーパーには売っていない野菜が入ることがあります。これは、人参や大根を間引いたものです。

キャベツやレタスなど、多くの野菜は、そのほうが確実なので、苗を育てから畑に植えつけるます。いっぽう、人参や大根、カブなどの根もの野菜は、根っこの形が何より大切なので、畑に直接(念のため多めに)種をまき、それを間引きながら育てるのです。

間引いた物は、そのまま畑に置いてきてしまうことのほうが多いのですが、もったいなので、タイミングがあえばお届けするのです。

さて、長野県の特産で、お漬物で有名な野沢菜も、実はカブの仲間です。同じように多めに種をまいて間引きをし、最終的に大きな野沢菜に育てます。その野沢菜のまびき菜が、鯛の刺身よりうまいと言われていたそうです…。おそらくは、刺身などめったに口に入らなかった頃の話だとは思うのですが、確かにおいしい菜っ葉ではあります。その鯛の刺身を皆さんにも召し上がっていただきたいと思い、今年は多めに野沢菜の種をまきました。たくさん、まびき菜を取ろうという裏技です。はたしてうまくゆくでしょうか。

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トウモロコシ

トマトやナスなどは、一本の木から、次々に実をもいで収穫してゆきます。トウモロコシは、種をまいてから、収穫できるまで80~90日くらいかかるのですが、一本の木から一本のトウモロコシしか取れません。ですから、次々にトウモロコシを収穫するために、早生と晩生の品種を取り混ぜて、4回種まきし、8段階にわたって取ってゆきます。でも、その時によって、微妙に若かったり、実が大きかったりすると思います。甘みがピークに達した後、実が大きくなってくると、穀物っぽい風味がしてきます。それはそれで美味しいのですが、おなかがふくれますね。

トウモロコシはとても丈夫な作物で、多少雑草が生えていようとぐんぐん大きくなります。それに甘えて、つい草取りが後回しになってしまいます。ただ、アワノメイガという蛾にねらわれやすく、そのせいで農薬を使わずに栽培するのは、難しい野菜です。トウモロコシの先端が切ってあるのは、このアワノメイガにやられた部分を切ったためです。IMGP4705

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8月上旬の畑の様子

IMGP6155 1回目の秋のキャベツブロッコリーの植え付けが終わりました。その後、カンカン照りのお天気が続き、2回目も定植したいのですが、一雨来ないと植えられないので雨を待っているところです。大根の種もまきたいのですが、同じく畑がカラカラで、雨待ちです。大豆、エゴマなどは、最後の除草が終わり、あとは秋の収穫を待つばかりです。昼間はくらくらするほどの日差しですが、農作業は夏から秋に向かってターンした感じです。

キビの穂が出てきました。大豆もよく見ないとわからないような小さな花を咲かせています。畑の作物も、着実に秋の準備をしています。

 

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8月5日の野菜セット大

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トウモロコシ  何回も種まきして途切れずお届けしています。トウモロコシは、作物自体は、丈夫なのですが、アワノメイガという虫がつきやすく、無農薬栽培が難しい野菜のひとつです。虫が入りかけたものは、先端を切ってお届けしています。
ナス  暑さとともにたくさん取れだしました。
ジャガイモ  「キタアカリ」皮の松かさ状のザラザラは、完熟した美味しさの証拠です。
ピーマン 「あきの」という品種です。大きくなっても柔らかです。
インゲン  「マンズナル」という品種。佃煮みたいにくたくたに煮ても美味しいです。
トマト  たくさん取れだしました。これからどんどん味がのってゆきます。
レタス  グリーンリーフレタス
キュウリ
ミニトマト 「アイコ」という品種です。
伏見甘長  京野菜。シシトウと同じようにお使いください。シシトウより辛みが出ないはずなのですが
ゴーヤ  初めて、お届けします。ワタをしっかりとると苦みが少なくなります。

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7月15日の大セット

IMGP5980トウモロコシ、今年も、少し動物に食べられてしまいましたが、何とか電気柵を設置し終わり、ひと安心です。

秋のキャベツ、ブロッコリーの種をまきました。育苗して植え付けて、取れるのは10月頃です。

しばらくは、夏野菜をたっぷりお届けします。

・トウモロコシ

・ミニ大根

・リーフレタス

・人参

・ミニトマト(アイコ)

・ジャガイモ(キタアカリ)

・ナス

・キュウリ

・ピーマン

・ズッキーニ

・キャベツ

・大葉

・インゲン

 

 

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ピーマンを収穫しているところ

種をまいて 苗を植えて、そのあとは、草取りと 支柱を立てたりのお世話。やっと収穫にこぎつけた。うれしい。でも取れだすと次々取れる。ピーマンを軽く持って、ヘタのあたりをひねるとぽろっと取れる。こんな風にカートを押して進みながら、コンテナに次々放り込んでゆくと、たちまちいっぱいになる。

ピーマンは、取れ始めが、柔らかく特においしいです。IMGP5969

 

これからお届けする野菜

これは、今年初めて作った「ヴィオレッタ・デ・フィレンチェ」の花。大きくてきれい。

どんなナスができるのか楽しみです。

インゲン、キュウリ、ミニトマト、ピーマンなど、夏野菜が取れだしました。大玉トマト、ナス、トウモロコシ、伏見甘長も、もう少しで取れます。8月には、小さい坊ちゃんかぼちゃ、クッキングトマトが出てきます。ジャガイモ、玉ねぎは、定期的にお届けしてゆきます。キャベツ、レタス、ニンジンは、暑さが苦手なので、夏にはいったんなくなり、秋にまたお届けします。IMGP5973

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