野菜畑の仲間たち

なす

ナスは、有機肥料が好きで、有機栽培で、慣行栽培に負けずに、すくすく育ってくれます。だからとてもかわいくて育て甲斐があります。  ナスと、稲と交互に栽培しています。田んぼに水を張らずにナス(ピーマンとキュウリも一緒です)を2年栽培し、3年目には水を入れて、稲を植える、この繰り返しです。こうすると、いくつか良いことがあります。ナスは、「いや地」と言って、同じところに続けて栽培することを嫌いますが、一年田んぼにすると、きれいにリセットされます。そしてナスにあげた堆肥やしきわらが、今度は稲のよい肥やしになります。田んぼにすると、畑の草が減り、畑にすると田んぼに生える草が減ります。

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マコモタケ

マコモはイネ科の多年草です。6月に田んぼの隅に苗を植えました。2mくらいの高さに成長します。古代から神事に使われていた神聖な植物だそうです。
このマコモには黒穂菌(くろぼきん)が寄生しやすく、夏を過ぎると根元の部分の茎が肥大してきます。その膨らんで太くなった茎の部分がマコモタケです。マコモタケは食物繊維とカリウムが豊富に含まれています。
マコモの葉っぱは乾燥して刻んでお茶にしています。デトックス効果があるそうです。
年末には葉っぱでお正月のしめ縄を作ります。

●マコモタケのチンジャオロース
①根元の部分と上部のかたい部分を切り落とし、緑色の皮をピーラーなどで剥く。②①を斜めに薄切り、縦に細切りにする。片栗粉をまぶす。③ピーマンも種を取り除き、縦に細切りにする。④フライパンに油を熱し、マコモタケとピーマンを入れて炒める。④焦げ付きそうになったら、水を少々加え、ウォーターソテーする。⑤塩コショウで味を整える。

●マコモタケのシンプルな炒め物
①根元の部分と上部のかたい部分を切り落とし、緑色の皮をピーラーなどで剥く。②①を斜めに薄切りする。③フライパンに油を熱し、マコモタケを入れて炒める。④塩と少々の酢で味を整える。※マコモタケの繊細な甘さを味わっていただくため、まずはみりんや砂糖を加えず、塩と酢のみで味付けするのがおすすめです。

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クッキングトマト


普通のトマトとどう違うのかというと、普段私たちが食べているのが「ピンク系」、クッキングは「赤系」と大きく分けられるそうです。世界的に見ると赤系の栽培が圧倒的に多いようです。日本のピンク系トマトの美味しさは、たぶん世界一だと思いますが、ピンク系は、生で食べないともったいないトマト、赤系は、火を通して食べないともったいないトマト、と言われています。
クッキングトマトは、生かじっても、甘くありません。なんか美味しくないトマトだなという感じなのですが、実は、アミノ酸の量は生食用のトマトより多いのです。それがソースや、ケチャップにしたときの旨みになるのです。
芯どまりといって丸くブッシュ状になります。


1回で300㎏近くを収穫します。

阿智村の加工所に持って行って、トマトピューレとケチャップにしていただきます。

ナスとトマトの煮物を作ってみました。お味噌汁に入れても良い出汁が出るのでおすすめ。

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カブ

カブは今が旬です。白いサラダカブは、とても柔らかく、赤カブは、昔ながらのの品種で、歯ごたえがありますが、どちらも甘みたっぷりです。

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★カブ焼き

カブはサラダがおすすめですが、焼くとさらに甘くなります。
①カブは縦にくし型切りする。
②フライパンに油を引き、①を並べて両面焦げ目がつくまで焼く。
③塩コショウで味付けする。

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スティックブロッコリー

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今が旬です。スティック状に出てきたブロッコリーを、ぽきぽき手で摘みながら収穫します。春夏は暑くて虫が多く、この時期だけの限定品ですが、甘みがあって美味しいですよ。
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★スティックブロッコリのパスタ・・・くたくたになるまで火を通したブロッコリは味が濃くて、固ゆでとはまた違ったおいしさです。
①ブロッコリは20分ほどゆでる(圧力鍋や保温調理鍋を使うと便利)。1cmほどの幅に切る。
②フライパンにオリーブ油を多めに入れ、みじん切りしたニンニクを入れて弱火で炒める。いい香りがしたらベーコンも一緒に中火で炒め、さらに①を加えて炒める。塩コショウで味付けする。
③ゆでたスパゲッティとゆで汁少々を②に加えてからめる。

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セロリアック

今年もセロリアックが収穫の時期を迎えました。

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セロリアックはセロリの仲間で、丸くふくらんだ根元のところを食べます。香り高く、味は普通のセロリよりマイルドです。
残念ながら葉っぱの部分はかたくて食べられないです。スープストックを作るときには使えるかも。
生でも、炒めても、揚げても、蒸しても良し、さわやかな風味の万能選手です。
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●セロリアックとジャガイモのスープ
①皮を剝いて乱切りにしたセロリアックとジャガイモを、柔らかくなるまで茹でる。②①を茹で汁ごとミキサーにかける。③鍋に戻し、火にかけ、豆乳(牛乳)で伸ばす。④塩コショウで味を整える。
※お好みでスープストックを入れてもよいが、なくても感動の美味しさ。
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●セロリアックのサラダ
皮を剝いて千切りにしたセロリアックを、ドレッシングやマヨネーズで和える。いろんなサラダに加えても美味しいです。
※写真は、セロリアックとキュウリと人参の千切りを加えた、春雨サラダです。

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かぼちゃ

IMGP81574種類のかぼちゃを作っています。種類によって保存できる期間が違うので、順番にお届けできます。8月半ばに一気に収穫したかぼちゃは、今、ビニールハウスの中に並べて高温に当て、キュアリングという作業中です。こうすると、デンプンが、糖に変わり美味しくなります。最初は、ホクホクするばかりですが、2週間もするとぐんと甘みが増して来ます。貯蔵性もよくなり一石二鳥です。IMGP6208
坊ちゃんかぼちゃの肉詰めを作ってみました。

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アマランサス

昨年はアマランサスも7年ぶりに作りました。
7年前の種を蒔いたのに、発芽率が高くて生命力の強さにびっくりです。CIMG3268

これは赤い花ですが、茶色花のアマランサスもあります。
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けし粒のような細かい種。脱穀とごみを風選するのは、とても手間がかかります。
でも、籾すりや精米の必要がない点は楽で、種の栄養をまるごといただけます。
鉄やカルシウムなどのミネラルが豊富なスーパーフードだそうな。
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炊くとこんな感じ。少しクセはありますが、汁はねっとり、粒はプチプチしていて、私は大好き。
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うちの黒うどんでアマランサスパスタを作ってみました。
アマランサスが汁気を吸ってくれるので、味がうまくまとまります。
他にもマヨネーズに混ぜたり、茹でたジャガイモに絡めたり、プチプチの食感が楽しいよ。

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たかきび

昨年たかきびを作りました。定植時期が遅かったせいか、背丈は低め。
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お米より粒が大きくてしっかりしています。マグネシウムや鉄などのミネラルが豊富で、栄養価が高いらしい。

稲と同じく収穫➡脱穀➡もみすり➡精米という工程を経て、調理可能な状態になります。
さらに製粉してお団子などにしても食べられます。
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圧力なべで炊くと、ひき肉っぽい感じ。
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これに玉ねぎ、人参、パン粉など混ぜてハンバーグを作りました。
息子に「お肉入ってるよね?」と聞かれるくらい食べごたえありです。
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重ね煮のスープも添えて、身体に優しいマクロビオティック料理の夕飯でした。

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根セロリ

2年前から根セロリを作っています。
セロリアックとも言い、肥大したセロリの根っこの部分を食べます。
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7月ごろのみずみずしい葉っぱ。しかしこの後、秋の長雨で半分くらい腐ってしまいました。
残念。
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先日収穫し、保存のため葉っぱとひげ根の部分を切り落としました。
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根っこの部分はこんな感じ。皮をむくと真っ白で、セロリの上品な香りがします。
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早速、セロリとカリフラワーとジャガイモのポタージュを作りました。
豆乳、塩、コショウのみの味付けで、一流レストラン(行ったことないけど)よりも美味しいスープです。
写真ではわかりにくいけど、蒸し野菜の仲間入り。
蒸した根セロリは、セロリの葉っぱほどはクセがなく、香り良く、ほくっとしています。

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