田んぼと畑の後片付け

cimg0680.jpg先月末に、細かく切ったわらを田んぼじゅうに広げ、鶏糞をまき、トラクターで耕し、これで今年の田んぼの作業はすべて終了となりました。
昨年まで、いったん田んぼからわらを運び出し、一年積んで堆肥化したものを、再び田んぼに運び、スコップでまいていましたが、今年は、生のわらを、そのまますきこんでみることにしました。土に力があれば、堆肥のように食べやすいものでなく、多少ガサガサしたものでも、どんどん分解してくれます。そして、ここのところ、だいぶ地力がついてきた感があります。仕事も、スコップを振り回すより、この方がずっと楽チンです。楽、これも大きいです・・・。最近肩のあたりに何か違和感があるのは、こういうのはもしかして、五十肩って言うんでしょうか・・・。
しかし、この方法が良いかどうかは、来年の稲のできを見るまでわかりません。楽しみでもあり、ちょっと不安でもあります。一年一回の実験です。

畑のほうは、まだもう一息です。霜にあたって枯れたトマトやナス、ピーマン、キュウリなどが、まだ、そのまま残っています。ひもやら、杭やら、支柱やらも、そのまま残っています。周りのお百姓さんは、皆、たいへん手際よく仕事をするので、気持ちはあせるのですが、しかし、片付けというのは、後回しにできないことはない仕事です。そして、そういう仕事は、間違いなく後回しになります。とにかく、春から夏と、野菜と、雑草の生育の早さに追いまわされる日々ですので、植物野の生育がゆっくりになると、仕事のペースもガクッと落ちます。仕事をいいつける上司がいなくなったようなものです。これではいけませんね。何とか、もうひとがんばりしなくては・・・。(か)