栽培の極意

cimg3760.jpg 前回のおたよりにも書いたが、今年は、ピーマンの苗にアブラムシが発生し、困った。うちでは農薬をまくという選択肢は、もちろんないので、対処法は、アブラムシのついた苗を隔離する。手でつぶす。自然農薬をまく。天敵であるてんとう虫を捕まえてきて放す、などだ。
実は、何を隠そう、私は、作物を栽培する極意をすでに発見している!それは、毎日、作物を見ること。なんだそんなの簡単だと思うでしょうが、なぜかこれが、なかなか実行できない。毎日見ていれば、それだけで作物はちゃんと育つ(と思う)…そういえば最近ピーマンはどうしてるかなと、ふと、まじまじと見てみると、うわっ、アブラムシ。トラブル発見は、いつもこんなパターンだ。また、アブラムシは増えるのがとっても早いので、増え始めると対策はなかなか追いつかない。
今、ピーマンは、畑に植えて1ヶ月ほどたち、まだアブラムシのついた株もあり、アブラムシによってうつされたウイルス病でダメになった株もあるが、全体に広がるようなこともなく、やれやれだ。よく見ると、てんとう虫の幼虫がだいぶ増えた。クサカゲロウの卵もある。クモが巣を作って住み着いている株もある。どうやら天敵たちが活躍しているようだ。やっぱりいろんな生物がいる事が、大切なんだ。と、一安心して、最近また、まじまじとピーマンを見てない気がするけど、大丈夫かな?(か)
写真:今年のカボチャ畑
去年は畝間にまいたベッチ(緑肥)が、カボチャを圧倒したので、今年は短く刈り込んでみた。