ヤマトイモ

ヤマトイモは、ヤマイモの仲間で、イチョウイモとも言います。関西で多く作られるまん丸のツクネイモも、ヤマトイモと呼ばれることがありますが、少し種類が違います。
 ヤマトイモは、ナガイモに比べると、粘りは濃いのですが、味は、あっさりしているというか、あの、とろろを食べると、口の周りがかゆくなる成分が少なめのようです。また、アクも少なく、使いやすいのではないかと思います。
作るほうとしても、イモが短い分、掘るのが楽で助かります。ただ、形の悪いのができてしまうことがあり困ります。皮をむくのにお手間をとらせてしまっているかと思います。形が悪いのはイモのせいではなく、肥料のやり方が関係あるようです。畑によってもかなり違いがあるようです。もう少し工夫しなくてはいけません。
 私の子供のころは、ヤマイモといえば「とろろ」ばっかりでしたが、すりおろして、お菓子や、いろんなものに混ぜたり、飲み物になったり、ずいぶんいろんな料理法があるんですね。おいしい食べ方があったら、ぜひ教えてください。(か)