2010年

子ガエル


ヤマアカガエルのおたまじゃくしに足と手が生えて、

田んぼは一面、1センチほどのちいさなカエルがいっぱいだ。
おたまじゃくしのときより、小さくなったように見える。
今、ぴょんぴょん上陸中。


ヤマアカガエルは、産卵の時以外は、雑木林などで暮らすそうだ。
春以外は、田んぼでは見かけない。
森をめざして出発だ。

今日のカルガモ母。

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土手のたまご

田んぼの土手草刈りをしていたら、たまごが出てきた。

ほんとに、田んぼのすぐそば。

カルガモだ。そわそわと、心配そうに、近くを泳いでいる。

田ガモ、ともいうそうだ。

そういえば、何年か前にも、この田んぼのそばに巣を作ったことがあった。


刈ってしまった草で、なんとか巣を復元。
気に入ってくれたようだ。

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ブルベリーの花と実

うちには約20本のブルーベリーの木がある。去年の春に近所のブルーベリー園をしている方から分けていただいたのです。

ブルーベリーはお水が大好きなので、田んぼの隣に植わっています。


5月半ばころから可憐な花が咲き始める。ブルーベリーの木は2mくらいなので子供でも簡単に摘めるし、花もかわいくて、紅葉も美しい。その上、農薬も使わなくてもよくできるという、とてもすぐれた果樹なのです。

花のあとには小さな実が無数につく。収穫は7月下旬ころから8月半ばすぎころまで。

そんなすばらしいブルーベリーにも欠点がある。それは粒が小さいので、収穫にとても時間がかかること。それでスーパーで売っているのは値段が高いんだ、と去年収穫してみて気がついた。またその頃は、ちょうど夏野菜の収穫の最盛期と重なって、ブルーベリーの収穫まで手が回らないのです。摘みにきてくださる方を募集しなきゃ。

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雑穀を育てる

今年もいろんな雑穀の種をまいた。ほとんど自家用なので、少量ずつ作っている。除草、収穫、乾燥、脱穀、選別・・・一つ一つとても手間がかかる。正直言って買ったほうが安くて、ごみも混ざっていなくてきれいだ。でも雑穀作りは他の野菜を作るのとは違った、わくわくする楽しさがある。しかも、自分ちの雑穀を使って料理すると、すごくおいしくなる(ような気がする)のです。

うちの雑穀たちの今の様子を紹介します。

ポップコーン。収穫した実を部屋に飾っておいてもおしゃれです。

アマランサス。1粒の種から1万粒くらいの種を付けてくれる。栄養価も高くて、その生命力に惹かれます。

黒小豆。お砂糖を入れないで煮て、大納言などと食べ比べてみると、味が濃くてすごくおいしい。玄米に混ぜて炊くと最高です。

高キビ。粒のまま使うとひき肉風に、粉にして団子を作ってもおいしい。

ちょっと元気がないが、シコクビエ。今年初めて作ったので、どんな風に育つのか楽しみだ。

黒ごま。ごま塩を作って玄米ご飯に振りかけると、香りも高くておいしくて、おかずなしでもOKです。

他にも、きび、大麦、小麦、エゴマ、金ごま、大納言小豆なども作っています。欲張って種を播いたはいいけど、果たしてこれから雑穀たちの世話をやりきれるのか、無事収穫までたどり着けるのだろうか・・・。また、その後の様子もお知らせします。

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みんなで田植え


5月の上旬、苗代の稲の苗はこんな小さかった。

それから半月で苗はすくすくと育ち、5月24日から田植えが始まる。

29日は隣村のkご夫妻も応援に駆けつけてくださって、総勢7名で稲の補植をした。機械で植えた後の、抜けている所や端っこの植わっていないところを手で植えるのだ。数メートル抜けている所やぬかって完全に水没している所は、まっすぐ植えるのがけっこう難しい。

子供たちもどろんこ大好き。


気温は低めだったが、田んぼの水は温かくて、ぬるっとした感覚を足に感じながら歩き回るのは楽しい。一日歩き回ると、ふくらはぎが筋肉痛になります。

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田んぼの愛すべき住人たち



4月下旬、息子が田んぼのあぜを作るお手伝いをしていると、土の中からヤマアカガエルを見つけた。
まだ寒くて、冬眠しているところを起こしてしまったのかな。動きも鈍い。


しばらくして苗代に水を張ると、それを待ちわびていたかのように毎年ヤマアカガエルたちが卵を産みにくる。


約1週間後、手ですくってみると孵化しかけたおたまじゃくしが見える。

それから2週間もすると、こんなに大きくなったオタマジャクシがたんぼ一面に泳ぎ回る。みんな元気で立派なカエルになるんだよ~。

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究極のラッキョウ漬け

 ラッキョウ漬けのツンとくる匂いと甘さが少々苦手です。船越康弘・かおりさん著の「わらのごはん」に載っているラッキョウ漬けのレシピは酢も砂糖も入っていないので、2年前に試しに作ってみました。
 材料はラッキョウと少しの塩だけ。滅菌した瓶に入れて石で重しをし、2年間戸棚の奥に放置。先日その瓶を取り出し、中の石を取り除き、ラッキョウを取り出し、おそるおそる食べてみた。時間をかけて発酵した自然の酸味と甘みがやさしくて、なんともいえないおいしさ。2年間すっかりラッキョウ漬けのことを忘れていたが、その間瓶の中では、おいしくなるようにゆっくり働いてくれていたんですね。
 ラッキョウはうちの畑では作ってないけれど、また買ってきて作ってみようかな。食べられるのは2年後だけど。

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韓国の料理

前回のブログで韓国からウーファーとしてみえたI夫妻のことを書きましたが、約2週間滞在し今朝出発されました。
その間、本場の韓国料理をぜひ作って欲しいとおねだりして、いろいろ作っていただきました。ただ、韓国の調味料が手に入らなかったので、うちの醤油を使用してもらったため、どうしても日本風の味になってしまうのだそうです。

「豚キムチ」と「メンタイ(日本の鱈の干物のようなもの)のスープ」。
豚キムチは何杯もご飯をお代わりしたくなるおいしさ。スープもよく出汁がきいていました。

左から「キュウリとたまねぎのサラダ」、「プルコギ」、「冷奴のキムチ添え」。
プルコギは韓国では数少ない「辛くない」料理なのだそう。お豆腐とキムチは意外と相性がよい。

韓国料理はニンニクと唐辛子が大量に使われていることをあらためて実感しました。キムチはニンニクを使った発酵食品なので、とっても体に良いのだそうです。日本のお漬物ももちろん優れた発酵食品ですが、若者にはキムチのほうが好まれそうですね。息子も突如キムチのおいしさに目覚め、たくさん食べてました。冬に白菜がいっぱい採れたらキムチ作りに挑戦してみようかな。

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有機農業の若い担い手たち

 今、うちの農園を手伝ってくれている方が3人います。
 一人は、最近富士見町に家族で引っ越されて、富士見で有機農業をはじめられるHさん。とりあえず、うちで1年間研修される予定だ。近所で有機農家の仲間が増えて、私たちもとても心強い。
 あとの二人は、韓国からwoof(ウーフ※)で来られた、I さん夫妻。I さんたちは2週間の予定でまもなく帰国されるが、これから韓国で土地を探して有機農業を始められるそうだ。I さんは日本語ぺらぺらなので、コミュニケーションにまったく不自由がない。韓国と日本の文化の似ているところ、ちがうところなどいろいろ聞けて面白い。
 そうやって、有機農業を始める若い人たちがどんどん増えていってほしい。私たちも20代のころ、有機農家に住み込みでお世話になって、いろんな技術を学ばせていただいた。これからその恩返しができればうれしいです。

ミニトマトの支柱を立ててもらっているところ。

カボチャの苗をポットに移植してもらっているところ。
※ウーフというのは、有機農業などに関する仕事をしている家がホストとなって、宿泊場所と食事を提供し、引き換えに労働力を提供してもらうという制度で、世界各国にその組織がある。

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やっぱりご飯が最高!

わが家はみんなご飯(お米)をよく食べる。親子4人で週5キロは軽くいただいています。
朝食は必ずご飯とお味噌汁。昼にはよく麺類を食べるが、夕食もご飯。おかずは動物性蛋白と油が控えめなので、気がつくとお茶碗3杯くらい食べてしまいます。

いつもは、3分づき米に丸麦や粟などの雑穀を混ぜたご飯です。

たまに登場するのが、この玄米小豆ご飯。ごま塩をふると、おかずは何もなくていい、というくらいおいしいです。自慢話になっちゃいますが、お米、雑穀類、小豆、ごまも自家製です。

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