今年は「プチピー」というかわいいカラーピーマンをお届けしています。去年の「バナナピーマン」に比べて形もかわいらしく、甘みも強いと思うのですが、いかがでしょうか。
カラーピーマンというのは、普通の緑ピーマンのように7月から10月までどんどん収穫できるわけではありません。まず、緑のピーマンができて、それを収穫せずに2ヶ月近くそのまま木おいておくと、だんだんに色づき、黄色、オレンジ、赤色のカラーピーマンができます。長い間木にならせておくことは、収穫量も少ないし、傷みやすいので、とっても効率が悪いんです。でも甘みが増し、ビタミンCやカロチンなどの栄養価も高くなるそうです。では普通のピーマンも収穫しないでおくとカラーピーマンになると思いますか? なるんですよ、赤いピーマンに。でも残念ながら、カラーピーマンほどはおいしくないです。
あと、嗜好品なのでセットの中には入れられないのですが、「神楽なんばん」という唐辛子も作りました。新潟の伝統野菜で、見た目は唐辛子っぽくなくて赤いピーマンのようです。で困ったことに、すごーく辛いのとちょっとだけ辛いのと、辛さのばらつきが大きくて、しかも見ただけではまったくわかりません。でもこれがすごくおいしい。辛さの中に甘みと旨みが感じられて、辛いの苦手な私ですらはまってしまいました。まず、ちょっとかじってみて、劇辛じゃないか確かめないといけません。うちの夫はぱくっと一口で食べてしまい、顔から汗が吹き出ていました。