稲刈り始まりました

皆さんは、世界遺産をご存じだと思いますが、それとは別に、国連の食糧農業機関が認定する世界農業遺産というものがあります。日本でも、トキと共生する佐渡の里山、能登の里山里海など、11の地域が認定されています。  緑の山があり、川が流れ、田んぼが広がる、そんなどこにでもある、当たり前すぎる風景ですが、実は田んぼは、世界遺産クラスのとってもエコで、持続可能性の高い仕組みなのです。山が水を貯え常に少しずつ流してくれ、その水は肥料分やミネラルも届けてくれる。そのおかげで地力が消耗せず、また、田んぼも水を貯え、治水し、気温の上昇を抑え、食糧生産と同時に、ビオトープとして多くの生き物を育てます。千年以上、同じところで作り続けられている田んぼもあるそうです。

さて、今年もその世界遺産?を舞台に、春から種まき、田植え、田の草取り、土手草刈りと、気持ちよく、また時にはヘトヘトになって作業してきました。いよいよ稲刈りも始まり、ハゼにかけて干した稲が、心和む風景となっています。  今年は後半、お米が品切れとなりご迷惑をおかけし適ましたが、新米がお届けできるのももうすぐです。品種は「ゆめしなの」といいます。適度な歯ごたえと、甘みがある、おいしいお米です。一度食べてみてください。

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