今年も、ありがたいことに、お日さまと雨に恵まれ、災害も事故もなく、カエルや微生物、菌の力を借り、みんなで草取りなどして、ようやく収穫にこぎつけることができました。
イギリスから来たウーファーのカップル、慶二郎さん、息子に手伝ってもらい、ハザがけをし、今、田んぼの中で干しているところです。2週間ほど干すと脱穀し、もみすり、精米し、ようやく新米の出来上がりです。
お米の品種は「ゆめしなの」といいます。コシヒカリより歯ごたえのある感じの、しっかりとした食感のお米です。今まで、あきたこまち、ひとめぼれ、おぼろづきなどののお米を作ってきましたが、食べたとき、もっとも甘みを感じるのが「ゆめしなの」です。ただ、名前にブランド力がないため、生産量も増えずあまり一般に出回りません。
ぜひ一度お試しください。
2017年9月
9月29日の野菜セット(大)
気持ちの良いお天気のなか、稲刈りが始まりました。
1列づつバインダーで刈り取り、ハザがけしてゆきます。
できるのが待ち遠しい秋野菜も、急にいろいろ出てきました。
10月から11月は秋野菜の最盛期になります。
〇トマト
〇ミニトマト
〇ナス
〇キュウリ
〇野沢菜 小松菜などと同じように、おひたし、汁のみなどにどうぞ
〇長ネギ 「なべちゃんねぎ」下仁田ねぎと、一本ネギの中間の品種です。
〇にんじん
〇ブロッコリー スティックブロッコリーの最初の花芽。
この後、長いわき目が出てきます
〇ロメインレタス サラダのほかに、炒め物、みそ汁の具、鍋にいれてもいけます。
〇ジャガイモ 「ペチカ」という品種。煮崩れにくいタイプ。なめらかな食感です。
〇大根 まだ小さいですが、秋の初物です。
〇サラダセット ルッコラと赤からし菜、レタスと一緒にサラダでどうぞ。
〇キャベツ
セロリアック
今年もセロリアックが収穫の時期を迎えました。
セロリアックはセロリの仲間で、丸くふくらんだ根元のところを食べます。香り高く、味は普通のセロリよりマイルドです。
残念ながら葉っぱの部分はかたくて食べられないです。スープストックを作るときには使えるかも。
生でも、炒めても、揚げても、蒸しても良し、さわやかな風味の万能選手です。
●セロリアックとジャガイモのスープ
①皮を剝いて乱切りにしたセロリアックとジャガイモを、柔らかくなるまで茹でる。②①を茹で汁ごとミキサーにかける。③鍋に戻し、火にかけ、豆乳(牛乳)で伸ばす。④塩コショウで味を整える。
※お好みでスープストックを入れてもよいが、なくても感動の美味しさ。
●セロリアックのサラダ
皮を剝いて千切りにしたセロリアックを、ドレッシングやマヨネーズで和える。いろんなサラダに加えても美味しいです。
※写真は、セロリアックとキュウリと人参の千切りを加えた、春雨サラダです。
9月1日の野菜セット(大)
昼間は、汗びっしょりになる暑さですが、早朝は寒いくらいです。
季節は、確実に秋に向かっているようです。
葉物やカブ、たまねぎの種まき、白菜の植え付けなど秋の準備が続いています。
〇トウモロコシ 先端を切ってあるのはアワノメイガという虫に少し食われたものです。この虫のせいだけで、無農薬で作りにくい野菜のひとつです。
〇クッキングトマト パスタのソースや、ラタトイユなど火を通す料理に使ってみてください
〇ミニトマト
〇キュウリ
〇ナス 畑で、暑くても一番元気なのがナスです。
〇ピーマン
〇赤ピーマン 変わった形の「ベル型ピーマン」といいます。ハンガリーの伝統品種です。
〇かぼちゃ 坊ちゃんかぼちゃ、最初はほくほくするばかりですが、だんだん甘みが出てきます。
〇ズッキーニ
〇インゲン
〇長ネギ
〇にんじん 種まきから2か月を過ぎ、だいぶ大きくなってきました。
〇たまねぎ
この日の夕食は、ジャガイモのオーブン焼き、ナスの精進煮、トマトとキュウリ(切っただけ)、パンプキンパイです。
パイの部分ははパン生地で作りました。フィリングはたまねぎとひき肉を炒めたものに、蒸してつぶした坊ちゃんかぼちゃを混ぜて塩コショウしました。
坊ちゃんかぼちゃがとにかく甘くておいしいです。ただ蒸しただけで食べてもGood!