2013年3月

味噌を仕込む

前回の続きです。

できた麹に塩をよく混ぜ合わせます。

大なべで大豆を煮ます。指で簡単につぶれるくらい柔らかくなるまで、半日かけてぐつぐつと。豆をつまみ食いすると、栗のように甘くておいしいんです!

煮豆を味噌つぶし器でつぶしてゆきます。ひたすらぐるぐるとハンドルを回します。大量なので、子供たちが手伝ってくれて大助かり。


先ほどの塩切り麹とつぶした豆を均一になるまで、よくよく混ぜ合わせます。


桶に空気が入らないよう、きっちり詰めて味噌蔵の中で1年以上貯蔵しておきます。今は薄いベージュ色をしていますが、だんだんと熟成されて、茶色が濃くなり、塩気もまろやかに、うまみも香りも出てきます。

わが家の朝は必ずご飯と味噌汁にしています。他にも味噌のほうとうや、キュウリにつけたりとか、食卓に味噌料理がよく登場するので、味噌のストックがたくさんあると安心なのです。

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麹を作る

毎年3月に味噌を仕込みます。まずは麹を作ることからはじめます。

せいろで蒸したお米をたらいに広げて40度くらいまで冷まします。玄米を少しだけ精米したお米を使っています。

これは種麹。「もやし」というんだそうです。お米に均一に混ぜ込みます。これを3日間くらい温度管理をしながらお世話すると、お米の中まで麹菌が回ってきて白っぽくなり、麹が出来上がります。

昼も夜も時々様子を見て、温度が低ければ電気毛布にくるんだり、温度が上がりすぎれば広げたりします。赤ちゃんと同じで手がかかるけど、かわいいんです。だんだんと、麹特有の華やかな香りが漂ってきます。このうっとりするような香りに包まれる幸せは、麹を作る人の特権かも。 

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脱原発パレードに参加

昨日は3月11日。北杜市で行われた脱原発パレードに参加しました。

こうやって、同じ思いを持った方々と集まれる機会があることが、とても心強く、感謝しています。


平日にもかかわらず、約120人が参加。それぞれの思いのこもったプラカードを掲げながら、3キロほどの距離を1時間少しかけて歩きました。


こんな人も登場。わらぞうりで歩いていたので大変そうでしたが、すごくインパクトがありました。


お天気もよく、八ヶ岳や南アルプス、富士山を眺めながらのパレードでした。

原発のこと、環境のこと、子供たちの未来のことなど、歩きながらあれこれ考えることができました。
日々の暮らしで忘れてしまいがちですが、今もなお被害に苦しんでいる方々がたくさんおられることを忘れないでいたい。
一人の力はとても小さいけれど、多くの仲間を増やして少しでもよい世の中に変えていくことを願っています。

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乾物大好き

大根がたくさん残っているので、寒干し大根を作ってみました。

輪切りにした大根を30分ほど茹で、ザルの上で干しています。夜凍って、昼間溶けて、を繰り返しながら乾燥させます。寒中に作るのがおいしくなる秘訣です。

1週間ほどでこんなに小さくなりました。からからになるまでもうひと干しかな。切干大根よりも甘くて、お日様のいい香り。そのままかじってもおいしいんです。

こちらは干したけのこ。昨年ゆでたたけのこを薄く切り、干して保存しておいたもの。

こちらは干しわらび。昨年いただいたわらびを乾燥させて保存。


干し大根、たけのこ、わらびを使った、乾物の煮物。子供たちも気に入ってたくさん食べていました。
ここでは5月ころまで畑に野菜がないので、乾物がとても重宝します。

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サンルーム完成 !

一昨年の秋から作り始めたサンルームがようやく完成しました。
ご近所の大工のEさんにいろいろご指導と少しお手伝いをしていただき、夫が建てました。

うちの家は、2月に入るとほとんど日が差し込まなくて、すごく寒いんです。だから、お日様の熱を取り入れられる暖かいサンルームが長年の夢でした。


家の中より暖かくなるのは、晴れた日の朝の9時すぎから夕方3時ころまででしょうか。

日中でも電気をつけないと暗い部屋で暮らしているので、この明るさは驚きです。


ぽかぽかで気持ち良すぎて、ここから動けなくなるのが困ってしまいます。優雅にロッキングチェアーで編み物しています。

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