4年前から山梨のお百姓友達とお醤油作りをしている。今年は知り合いの木工職人の方の指導のもと、夫が新しく醤油を絞る道具(ふねと言う)を作った。あまりの素晴らしいできばえがうれしくて、さっそく2年前に仕込んだのをしぼってみた。
まずは、もろみを60度くらいに温めて少量づつ布袋に入れる。ふねの中にもろ味の入った布袋を重ねて入れると、ふねの先からじゅわーと醤油が流れ出てくる。上からジャッキで圧力をかけてしぼりきると、なんと8升もの醤油がしぼれました。これを80度10分火入れして瓶詰めすれば、我が家の1年分プラスアルファの醤油の完成。
まずは火入れしない生醤油を味見。うん、まろやかな甘みのある極上の醤油!・・・なんてね。
もろみの搾りかすは容器にもどし、塩水と混ぜてしばらく寝かし、2番醤油をしぼる。一番醤油に比べると、色・味とも劣るが、煮物などに十分使えます。
2010年2月
ブルーベリーの剪定
昨年、近所のブルーベリー園をされているMさんから、ブルーベリーの木を20本ほど分けていただいた。おかげで、昨年はみんなでブルーベリーをもいで、そのまま食べたり、ジュースにしたり、ジャムを作ったり、ケーキを作ったりりと、いろいろ楽しませてもらった。
そして、昨日はMさんから剪定の仕方を教えていただいた。ブルーベリーは地面からたくさんの木が毎年生えてくるのだが(それをシュートという)込み合っているのをのこぎりで根元から切ってしまう。後は弱い枝とか込み合っている枝などを、剪定ばさみでちょきちょき切る。全体の約1/3も刈りこんでしまうのだそうだ。ということは一年間でそれ以上に成長するんですね。
太いのを惜しげもなく切ってしまうのは、何とももったいない感じがするのだが、枝が込み合ってしまうと実のつきが悪くなってしまうので思い切りが必要。Mさんが「しゅっーと上に伸びてるのがいいやつだで、それを残すだ」とか説明しながら剪定のお手本を見せてくださった後、自分たちもやってみたのだが、さてどれが刈っていいのか、残すものだか、いまいちよくわからない。たぶん何年かやっているうちに、切るところと残すところの勘どころが備わってくるのだろう。それでも悩みつつ、はさみでちょきちょきするのはとても楽しかったです。(ひ)
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