山に日本ミツバチの巣を置いておいたら、2週間後に野生の群れが入ったんです。
夫と娘と見に行って、巣箱をのぞくと蜂がいなかったので、やっぱり駄目だったかとがっかり。そしたら突然ブーンという音と共に、空からミツバチの大群がやってきて、巣箱の入り口にべったりと張り付きました。分蜂した群れが巣箱に入るところを見られるなんて、びっくりです。
3日後、岩波金太郎さんの「か式巣箱」に移し替えようとして失敗し、急きょ連結させることに。
そのアクシデントで落っことしちゃった巣。たった3日間でこんなに立派な巣を作っていたんですね。中には美味しい蜂蜜が詰まっていました。
茶色いところは花粉です。
しかし・・・・・。
1週間後、巣箱はもぬけの殻になっていた。
嫌なことされたから、出て行っちゃったのかなー?
日々のできごと
春のちょっとしたできごと
うちの玄関。「ほそかわ農園」と「身土不二」の看板は夫の農業の師匠が作ってくださったもの。
身土不二とは人間の身体と土地は切り離せない、 その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方です。
右隅には子ザルの頭蓋骨。魔除けになるらしく、夫が山で拾ってきて飾っています。
朝、ハウスに行くと、レタスの芽が出ていました。
種まきと苗の管理で目が離せない毎日です。大変だけど、赤ん坊を育てているようで、かわいくて楽しい。
畑を見回りに出かけると、タカのような鳥を発見。たぶんノスリだと思われる。
のらぼう菜。この時期の青菜は貴重です。もうすぐ菜の花が出てくるので、それを収穫していただきます。
慶次郎さんからもいろんなことを学ばせてもらっています。
豆味噌の試食会
和ハーブティーと草木染
わが家でよく飲むハーブティー。
うちで収穫したものや、庭に生えているもの、買ったものなどを組み合わせています。
番茶がベースなのでとても飲みやすいです。
うちの田んぼの一角で育ったマコモの葉っぱ。
利尿、血液浄化、排毒作用が期待できるそうです。
エキナセア。去年はたくさん栽培しました。
免疫力アップ、風邪予防などの効果が期待できるそうです。
これらを乾燥して裁断し、保存しています。
左からエキナセア、マコモ、ドクダミ。
他にビワの葉、ヨモギ、スギナ、オオバコ、決明子、煎り玄米など、その時の気分で組み合わせます。
土瓶でコトコト煮だしてポットに入れておきます。
これらはうちの花梨の枝で染めた靴下とハンカチです。
自然なとても優しい色合いに染まっています。
先日、染色に詳しい知り合いのTさんが、草木染めを教えてくださったんです。
同じ花梨から染めたんですが、媒染液の違いで色が変わってきます。
本格的な草木染は初めてだったので、とても興味深かった。
すみません、作業写真はカメラ忘れてしまってないのが残念。
Tさんが「薬草と染色の材料はほぼ同じ。薬草茶は飲んで中から治し、草木染は身に着けて外から癒すんだよ。」と言われて、すごーく納得しました。
100年前(?)のパッチワークラグマット
うちの物置の中からこんな素敵なラグマットを発見しました。
たぶん着古した着物を丁寧にほどいて、継ぎ合わせたものだと思います。
ところどころ小さい布があるのは、擦り切れて傷んだところを補っているからでしょう。
どんな小さなはぎれも捨てずにとっておいて、最後まで大切に使っていたのが伝わってきます。
昔はこれをこたつ掛けとして使っていたらしいです。
手縫いの目が粗いのも、実用的な美しさを感じます。
一つ一つの布の模様をじっとながめてはうっとり。ぜんぜん見飽きないです。
うちのクロちゃんも気持ちよさそうに寝そべっています。
手織り、手仕事の魅力ですね。
安い服やモノが簡単に手に入る今の暮らしは本当に豊かなんでしょうか…。
せめてこれからは気に入った服だけを買って、大切に長く着たいです。
早速机の下に敷いて、サンルームでランチにしました。
メニューは保存してある白菜と人参とトマトピューレを使った中華あんかけです。