ブロッコリー

IMGP1898秋冬にお届けするブロッコリー、キャベツ類の畑、今こんな感じです。

一見、ごく普通の畑に見えますが、近くで見るこのとうり、葉っぱにいっぱい穴があいています。キャベツ、ブロッコリーは、青虫、夜盗虫、コナガなどの蛾や蝶の幼虫の大好物なのです。日本全国、有機のブロッコリーは、本当に少ないはず。これだけは、無農薬でやるのが難しいなーとつくづく思います。

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うちは、農薬は一切使わないのですが、それには、特に驚くような秘訣があるわけではないのです。まずは、有機栽培で大面積のブロッコリーを栽培するのは無理なので、いろいろな野菜を作りまわすこと。それにはいろいろ不便もあるかと思いますが、セット野菜で購入していただくのが生命線になります。それから、旬の時期だけ作ること、真夏に有機のブロッコリーはとても作れません。 そして、ブロッコリーやキャベツは肥料食いなので、緑肥や堆肥で肥えた土を作ること。さらに畑の土の、肥料やミネラルのバランスを整えること。必要なものは入れる。畑のサプリメントみたいなものですが、人間がサプリメントをとる前に、ミネラルたっぷりの野菜を食べるほうが、美味しいし健康にも良いはず。

 

今年は、そのほかに、ひと工夫しました。草が生えていて、作物が植わっていない、この畑のすき間です。これは天敵の隠れ家です。えさは、畑にいろんなイモムシが沢山いるので、後はいい住処があれば、天敵が増えるだろうというわけです。天敵とは、カエル、トンボ、クモ、ゴミムシなど肉食の生物です。結果はまあまあで、手でイモ虫を取ったりせずに、何とか抑えられています。でも隣の草だらけのトマトやインゲンのうねのほうが、立体的で日陰もあるしもっと住み易いようで、いろんな生き物が住み着いているようです。

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これから出る野菜

標高千メートルのうちの畑では、一足先に秋を迎えます。これから、徐々に夏野菜から秋物へ変わってゆきます。キュウリはもう少しで終わりです。どこの畑を見ても今年はキュウリが終わるのが早いようです。作物は本当にその年の天候しだいです。ナスやピーマンは、いよいよ寒くなるまで、もう少しがんばります。

根菜では、カボチャについで、もう少しで人参がお届けできます。9月下旬から、小松菜など葉物類をお届けしてゆきます。その前に大根の間引き菜などが入るかもしれません。

ブロッコリーは10月からの予定です。CIMG1355

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