今年は大豆が豊作でした

 

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10月半ばに畑から大豆を刈り取って収穫し、ビニールハウスに立てかけて、2週間ほど干します。そして「足踏み脱穀機」という足で踏んでドラムを回転させる機械で、サヤから豆を取り出します。次に前回も紹介した「とうみ」でゴミを風で飛ばします。それを冬の暇な時期に虫食いや傷んだ豆などを手選別して、ようやくきれいな「大豆」になるんです。
IMGP3516 わが家の場合、大豆はほとんど味噌作りに使います。毎年3月にうちの米から麹を作り、大鍋で大豆を煮てミンチャーですりつぶし、塩と混ぜ合わせて仕込みます。90キロほど仕込むので、けっこう重労働です。
昨年、茅野市の桶職人の方にお願いして、お蔵にあった大きな古い桶を修理していただきました。ぼろぼろだった桶が新品同様になって帰ってきたのにはびっくり。彼は諏訪地方で唯一現役の桶職人で、職人魂を感じると同時に、伝統的な技が廃れてゆくのが心配になります。「木桶で仕込んだ味噌はとてもおいしいよ」と言われた通り、できたお味噌は今までよりさらにおいしくなったような気がします。桶はとても高価なので、採算取れなくなっちゃいますが、将来すべて木桶で味噌を仕込んでみたいです。
IMGP1129残りの大豆は醤油作りと、豆乳作りのためにとっておきます。息子が牛乳アレルギーのため、代用として豆乳メーカーで大豆から時々作っているんです。それで、シチューやグラタン、カボチャのスープ、ココアなど、いろんなお料理やお菓子作りに使っています。最近は茶せんで「ソイラテ」を作って、スターバックス気分にひたるのがマイブームです。大豆はわが家にとって、貴重な蛋白源です。

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