2015年11月

ほそかわ農園の看板

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先日、夫が20年前に農業研修していた、栃木県烏山市の帰農志塾へ行ってきました。帰農志塾は、将来有機農家を目指す若者を40年前から受け入れられている大きな農家です。当時の塾長である戸松正さん(今は娘さん夫婦に代替わり)が、ほそかわ農園の看板を彫ってくださったのです。
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家に帰って、早速玄関に飾りました。立派すぎ・・・。この看板を見上げて、これからも農業がんばらなくっちゃ!と決意を新たにしたのでした。

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こちらの「身土不二」も戸松さんの作で、プレゼントしてくださいました。

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キャベツ

CIMG0664秋は、3品種のキャベツを作っています。「初秋」、寒玉系のキャベツ、サボイキャベツです。

「初秋」は、ぱりぱりした食感で、甘く美味しいですが寒さには強くなく、畑で長持ちしません。寒玉系のはいろんな品種を試しているところですが、「初秋」より肉厚で、多少寒さに強いです。こちらも晩秋に作ると非常に甘くなります。サボイキャベツは、ちりめんみたいなしわがあります。収穫してからも日持ちがするのが特徴で、煮込むとおいしい。冷蔵庫などない昔は、船に積み込む食糧として使われたそうです。さらに極めて寒さに強いケールも作ってます。これもキャベツの仲間です。文字どうり凍りつくような寒さに会うと甘くなります。夏はぜんぜん美味しくないです。

これらの品種を組み合わせて、なるべく長い期間キャベツをお届けしようというわけです。

さて今年は、このところの妙に暖かい気候と、雨が多いせいで、寒玉キャベツが傷んできてしまいました。暖かいと、どんどん生育が進んでしまいます。真ん中から新しい葉が出て来るのですが、キャベツの場合は、もう外側はこれ以上大きくなることができません。

中から押されてパンパンになります。そして最後には、ばりっと割れてしまったり、今年のように傷んでしまうこともあります。

毎年気候も違い、いろんなことがあります。寒玉の品種は来年じっくり選びなおそうと思います。 キャベツ、今が一年で一番美味しい時期です。

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