2011年2月

にょきにょき?

籾殻の中からにょきにょきと芽が出ています。さて、これは何でしょう?

掘り出したところ。そう、こんにゃくいもです。凍らないように暖かい部屋の中へ置いておいたら、芽が出てしまいました。

早く使っちゃわないと・・・ということで、早速こんにゃく作りをすることに。

まず、いもの皮をむいて適当な大きさに切る。ミキサーにイモと水を加えてドロドロに。

これを鍋に入れて煮て、凝固剤(うちでは豆ガラを焼いた灰をドリップした灰汁を使用)を加え一気にかき混ぜる。

バットに広げたところ。

短冊状に切り、1時間ほど煮れば出来上がり。

 

薄く切ってお刺身でいただくと、こんにゃく特有の臭みもなく本当に美味です。

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野沢菜のかぶ

以前紹介した富士見町の「よっちゃばり」という集まりで教えていただいた、乾物の作り方とその料理です。昔から伝わる郷土料理でしょうか。

これは野沢菜の根っこの部分、つまりカブです。収穫した時に葉っぱの部分は切り落としたのですが、保存しているうちにまた生えてきました。

よく洗って薄くスライスし、天日で干す。

こんな風にからからになるまで干さないと、保存中にかびてしまいます。

水で戻して、だし汁で煮付けて、エゴマと醤油とみりんで和えました。ひなびた味というか、噛みしめるごとにしみじみとおいしさが広がります。

昔は菜っ葉の部分は野沢菜漬けにして保存し、カブの部分はこうやって干して保存していたのですね。
お味噌汁の具としてもよく使われていたそうです。

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