日々のできごと

漆のお椀

下諏訪町の「あんず木工房」さんで、はげはげになった漆のお椀を塗りなおしていただきました。

ビフォアーを撮るのを忘れてしまったのですが、新品のようにつやつやに仕上げてくださいました。

漆と木目の美しさをながめてうっとり。

漆のかぶれ成分が飛ぶまで半年近くお預けしてました。
とても丁寧な仕事をしてくださいます。

もともと子供たちが漆器好きな私の誕生日にあんずさんのカップをプレゼントしてくれたのがきっかけなんです。

コーヒー飲むのもお茶飲むのも、このカップを使っています。

あんず木工房さん、とても素敵な工房です。おすすめ。
https://anzumokko.wixsite.com/home


早速晩ごはんにお味噌汁をよそってみました。
献立はごはん、重ね煮のお味噌汁、タラの蒸し物、日本酒少々です。


木目といえば、うちの洗面所に住んでいるゴリラさん。
目力が強くて・・でもかわいい。

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ケールの菜の花

2か月以上にわたっていただいていた菜の花もいよいよ終わり。
昨年秋に種まきした小松菜、のらぼう菜、宮内菜、ケールと順番に収穫してきました。

これはケールの菜の花。栄養がぎゅっと詰まってそう。

 


ゴールデンウイークに帰ってきていた娘が、菜の花の海苔巻きを作ってくれました。

赤いのは梅干しです。

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今年もお世話になりました。

うちのまこもの葉っぱで、夫がしめ縄飾りを作りました。


鮮やかなグリーンが美しいです。
まこもの良い香りもするんです。
南天と稲と粟で飾りました。

こちらは南天だけのバージョン。

 今年はコロナに明け暮れた1年でしたね。お仕事などで大きな影響を受けられて、大変な方が多かったことと思います。ありがたいことに、皆さんが野菜を召し上がってくださったので、私たちはほとんどコロナの影響は受けませんでした。ウーファーさんは1人しか来なかったですが、慶二郎さんと私たち夫婦3人で、何とか頑張って1シーズン終えることができました。

しかし、今年は天候不良に悩まされました。梅雨の時期は、雨がずーっと降り続き、夏の野菜が元気に育ってくれませんでした。25年やってきて、今年が一番不作だったかもしれません。実は、8月ころまで野菜セットが十分にお届けできるか、毎回綱渡りの状態だったんです。また小麦も雨で刈り取ることができず、うどん(乾麺)は品切れ状態です。秋の白菜やネギなどは豊作でした。

農家の私たちにとっては、コロナより異常気象のほうが恐ろしいです。天候を予測し、できる限りの対策をして作物を育てています。でもあとは自然に任せてあきらめるしかありません。このまま温暖化が加速すれば、世界は食糧難になるんじゃないかと心配です。

なんだか暗い話になってしまいましたが、振り返ってみると今年もたくさんのお客さまとお話をし、稲刈りもみんなで行うことができました。日々学ぶことがあり、得ることの多かった1年でした。来年も新たな気持ちで、皆さんと農業を通してわくわくすることを共有してゆきたいです。引き続き持続可能な農業を目指します。

今年もほそかわ農園を応援してくださり、心から感謝しています。どうぞよいお年をお迎えください。

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キャトルセゾンさんのキャロットケーキ

富士見町の洋菓子店キャトルセゾンさん。どのケーキも個性的で美しく、上品な甘さで大ファンです。
ここのキャロットケーキは、ほそかわ農園の人参をたっぷりと使っていただいています。(光栄です!)
人参の風味はするのに出しゃばりすぎず、絶妙なおいしさ。おしゃれな帽子のクリームがよく合います。
人参ケーキのイメージが変わりますので、ぜひお試しを。
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アカガエルの卵のお引越し

田んぼにアカガエルが卵を産みました。
アカガエルは春に自分の生まれた田んぼに帰ってきて、卵を産むんだそうです。
なので田んぼに水が入るのをカエルたちは、今か今かと待っているんです。

実はこの田んぼは水路の便が悪くて、来年お米を作るのをやめるかもしれないんです。
そうしたら、帰ってきたカエルは卵が産めなくなります。
だから来年のために、卵を別の田んぼに引っ越してやることにしました。

ざるですくって、バケツにそおっと入れます。
卵はちょっとタピオカみたい。

隣の田んぼへ移し替えました。

この田んぼには今までアカガエルはいなかったので、来年卵を産みに帰ってくるのか楽しみです。

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菜の花大好き!

今、畑で食べられるものは菜の花だけです。

お浸しにするととても美味しくて、毎日、三食菜の花をいただいています。

毎食菜の花でも、うちの家族は誰も文句を言いません。
もう一人(一匹)待ちきれない子がいますね。うちのチャー、10か月です。
生は食べないので、茹であがるのを待っているんです。

ちょっと目を離すと盗み食いされちゃうので、常に蓋をしてガードしています。
野菜好きの猫なので、とてもスリムなチャーです。

 

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ほそかわ農園の収穫祭

野外で野菜を切って、薪の火でお味噌汁や肉じゃがを煮、五平餅をあぶりました。

11月2日、秋晴れの暖かいお天気に恵まれ、ほそかわ農園のささやかな収穫祭を行いました。今回は東京から日帰りで来てくださった2組を含めて、9名のご参加。

かまどで炊いたご飯は最高です。2升も炊いちゃった。
おこげの部分も香ばしくて2度楽しめます。

 

 

メニューは、かまど炊きご飯、えごまだれの五平餅、味噌汁、焼き芋(サツマ・ジャガ)、肉じゃが、あずきかぼちゃ、レタスのサラダ、飛鳥あかねかぶの浅漬け。

調味料(米味噌・豆味噌・醤油・えごま油)も含めほそかわ農園の食材を90%以上使用し、薪の火で野外調理しました。農園のお米と野菜そのものを味わっていただけるように、シンプルなお料理ばかり。皆さん手際よく食事作りをしてくださり、2時間ほどで完成。サンルームのテーブルに並べました。  たくさん作ってみんなでお話しながらいただくと、いつもよりおいしく感じられ、幸せな1日でした。お子さんたちも積極的にお手伝いして、できたご飯をおいしそうにほおばる姿が印象的でした。

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キューバの有機農家

カリブ海に浮かぶキューバという国を知っていますか?キューバは有機農業が盛んな国です。なぜかというと、社会主義の国で政治上の理由から、90年代にほとんどの輸入がストップし、経済危機に陥りました。それで近代農業ができなくなり、有機農業の転換を余儀なくされたのです。

8月下旬から、縁あってキューバの有機農家の農場主であるRさんが2週間、うちに滞在されました。彼女は日系人で30歳の若さですが、10haもある大農場を亡くなったお父様から引き継がれました。夫と子供を残して半年間日本で学ぶことを選んだ彼女は、物静かな中に秘めた強い意志を感じました。彼女の農場は、化石燃料をあまり使わず、ほぼ牛、馬、人力で農作業し、完全有機です。そこで豆、キャッサバ、フルーツなどを栽培し、お肉も含めて90%くらい自給自足なんですって!!それって昔ながらの農業かと思いきや、一方で土壌微生物や自然農薬などは最先端の研究をしながら実践していて、実は私たちのはるか先を行ってるんです。

彼女と一緒に働き、話をした2週間は、多くのことを学ばせてもらいました。お金を使わず自給自足で幸せに暮らすこと、真の豊かさとは何か、自分の今の生き方を見直してみようと思います。
キューバの料理「タマレス」を作って下さいました。
トウモロコシをすりつぶし、炒めたお肉やピーマンと混ぜ、トウモロコシの葉っぱに詰めて茹でたもの。

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森のパーティー

先日、私たちの住んでいする富士見町に「森のオフィス」という、木造施設をリノベーションした素敵なビジネス交流施設があります。そこでガーデンパーティーを開催されるにあたり、地元の野菜を使いたいとのことで、うちの野菜を提供させていただきました。そのうえ、私たちもそのパーティーに招待していただいたんです。


すべて炭火での調理。野菜やお肉の旨みがじっくりと引き出されていて、感動の美味しさでした。

森の中のアットホームな雰囲気のパーティー。初めての方ともすぐに親しくなれました。しかも自宅から徒歩10分の近さ!
ほそかわ農園のインゲン、にんじん、ズッキーニ、ジャガイモなどを使っていただきました。

炭火の前で汗だくになりながら調理されているシェフ、臼井さんとお話しました。「野菜の素材を生かすため、シンプルな料理にしています」と言われていましたが、毎日家で食べている同じ野菜なのに、いつもよりぐーんと美味しくなっているんです。さすがプロですね。
彼はイタリアで3年間修行をされたそうで、イタリアのレストランではほぼ、地域にある食材しか使わないとのこと。地元の農家を大事にしてくださる気持ちが伝わってきます。まさに「身土不二(しんどふじ)」=身体と土は同じ、近隣で収穫された旬の食材を食べると身体によい、という考えですね。
ほそかわ農園の野菜は、他にも地元のイタリアンレストラン、お菓子屋さん、学校給食などに使っていただいています。皆さんの健康と幸せに少しでもお役に立つことが、私たちの誇りです。

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八ヶ岳マルシェ

16日の日曜日、原村の自然文化園八ヶ岳の八ヶ岳マルシェに出店しました。


今回は強風のため、屋内開催でした。

デンマークからのウーファー、Kさんが書いてくれた看板です。
次回は7月21日ですよ~。お野菜たくさん持ってゆけるといいな。

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