「特定のフォルダの中のファイル名を通し番号にしたい」というありそうでなさそうな状況となり、最近ローカルで使って慣れようとしているRubyでスクリプトを書いたのですが、「File.rename(from, to)」のfromが日本語のファイル名なためか、別の理由か分かりませんがすんなり行きません。探求するより他の手段と軽く諦めてAppleScriptにしようかと思ったのですが、久しぶりすぎて文法を思い出せません。
で、この「ありそうであまりない」状況で連想したのがAutomator。一見使えそうだけど、いざ使おうと思うと「そんな機能ありません」というような状況に何度かでくわし、すっかり忘れていたユーティリティです(より簡単な何かがあったかもしれませんが)。
ということで、「ワークフロー」を作ってみました。
「アクション」のライブラリ中の「ファイルとフォルダ」フィルタされた中から
- 「Finder項目の選択を求める」
- 「フォルダの内容を取得」(単純なイテレータ的なものがあったらいいのに、、)
- 「Finder項目の名前を変更」
を順に右の枠にドロップしました。
最後の「Finder項目の名前を変更」に関しては名前本当に変えてもいいの、コピーしてからにしようよ、というようなダイアログが出ましたが、承知の上なので(というかすでにiPhotoからコピー済み)「追加」した後に自動追加された「Finder項目をコピー」の右肩のバツをクリックして消しました。
各項目のオプション
「Finder項目の選択を求める」
「開始場所」を名刺画像(の名前を変えたかったんです)を会社ごとに分けておいたので、そのひとつ上のフォルダを指定しました。あと、「タイプ」を「フォルダ」にしました。
「フォルダの内容を取得」
サブフォルダはないので特に変更はありませんでした。
「Finder項目の名前を変更」
一番上のポップアップから「連番付きの名前にする」を選びました。
他の選択肢「日付または時刻を追加」「テキストを追加」「大文字/小文字を変更」「テキストを置き換える」「名前の一部を変更」もちょっと魅力的です。
「連番付きの名前にする」を選んだ訳ですが、だいたいやろうとしている事を読まれているようです。
大学の方々の名刺をuniv_000X.jpgとかにしようかと思っていたのでちょうどぴったりでした。
実行!
ワークフローを実行すると一瞬でファイル名が変わり、おお、という感じです。
ただし、このワークフローを組む時間、そのまえのRubyスクリプトを書く時間など考えると微妙と言えば微妙です。10枚や20枚だったら手動の方が速いかもしれません(その上毎回似たようなスクリプトをゼロから作っていたりして、、、)。
作ったワークフローの方、置いておいてみます。
rename.zip
適宜各アクションのオプションは変更してください。
AutoMator面白いですね。
私はレベルの低い繰り返し作業の登録程度にしか使えていませんがw
で、思ったのですが、どうせならAutoMatorならぬAutoMeidenにして、電源を入れたら「お帰りなさいませ、ご主人様…(ry
AutoMeidenですか、Ironmaidenかと思いました。
アイコンが激しく変わりそうですね、、。
AutoMater、出たときは「おお、画期的」と思ったのですが、あまり使わないんです。
、、ただ単に使いこなせていない、という状態かもしれませんが、、。