MacOSXでTINA-TIを動かす(インストール編)

先日(ようやく)回路シミュレータの世界に足を踏み入れた訳ですが、他のシミュレータも動くか試してみました。

恐らく他のWindowsアプリケーションをインストールするときも同様です。
また、X11(とIntelMac)が必要なので、「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダにX11が入っていないようでしたらOSのインストールディスクからインストールしてください。IntelMac不所持の方は諦めるか新しいMacintoshを購入してください。

  1. WindowsなしにWindowsのプログラムを動かすWineを使いやすくするMikuInstallerをこちらからダウンロード(MikuInstaller-20080803.dmg, 30.9MB)する
  2. 同時に(でなくても全くOKですが)テキサスインスツルメンツが配布しているSPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム、Tina-TIをこちらからダウンロード(sloc058g.exe,33.6MB) する。
  3. ダウンロードしたMikuInstaller-20080803.dmgを自動もしくはダブルクリックでマウントする
  4. マウントされたボリューム内のMikuInstallerアイコンにTina-TIのインストーラ(loc058g.exe)をドロップする
    miku_1
    (一旦同アイコンをアプリケーションフォルダにコピーし、ソレにドロップしても可。他にも色々とインストールする予定があるようなら、アプリケーションフォルダにコピーしておいた方が良い)
  5. MikuInstallerが起動しTina-TIのインストールが始まる(途中で若干止まったように見えましたが、待っていたらきちんと動きました)。
  6. Tina-TIのインストール先はデフォルトでOK(別の場所でも動きました。他のプログラムかもしれませんが、パスに日本語が含まれる場合インストールできない/起動できない事がありました。)
  7. 無事インストールされるとホームディレクトリの中のApplicationsフォルダ(なんてあったっけ?)の中にMikuInstaller/Tina 7 – TI/フォルダ、中にアプリケーションバンドルとなったTina-TIなどが生成される。
    tina_1
    (ちなみに一番上は「Orcad Family Release 9.2 Lite Edition」、PSpiceをインストールしましたが、回路図に回路部品を追加することが出来ませんでした)
    あと、インストール中などにも出てきますが、Wineの認識するCドライブ(デフォルトでアプリケーションがインストールされたり他の必要なファイルのある場所)はホームディレクトリ→「ライブラリ」→「Application Support」→「MikuInstaller」→「prefix」→「default(違う名前かも)」→「drive_c」です。
    MikuInstaller.appを起動し、環境設定から見たいprefix(上記だと「default」)をクリックして「C:ドライブをFinderで開く」とやると確認できます。


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1 Ping/トラックバック のために "MacOSXでTINA-TIを動かす(インストール編)"
  1. […] MacOSXでTINA-TIを動かす(インストール編)の続きです。 なぜヘッドホンアンプかという理由はともあれ、シミュレートの手順ということで、、、。 参考にしたのはそれなりにポピュラーな「Chu Moyタイプ」のヘッドホンアンプです。 A Pocket Headphone Amplifier by Chu Moy […]