加工品

豆味噌を作る

今年は2年ぶりに豆味噌を作ることにしました。

まず、柔らかく煮た大豆を軽く乾煎りして、水分を飛ばします。

冷ました大豆に、豆味噌用の種麹菌をまぶして、麹室の中で2日間温度管理します。

大豆にびっしり麹菌が回って真っ白に。

そう、米味噌は米麹にゆで大豆を混ぜるので、一度に大量に作れます。うちでは米味噌は一度に100キロくらい仕込みます。

ですが、豆味噌は全量豆麹なので、頑張っても30キロくらいが限界です。今回は15キロくらい仕込みました。

拡大写真。こんなの食べられるんかいなーって感じです。

1日水でふやかし、臼でつぶします。

味噌玉にして

甕にきっちりと詰めて、1年以上味噌蔵の中で寝かせます。


これは2年間熟成させた豆味噌。
米味噌と比べると、濃厚なうまみのある味噌です。

我が家ではその日の気分で、米味噌、豆味噌、合わせ味噌のお味噌汁を作ります。

カテゴリー
 

味噌を仕込む

今年もお味噌を仕込みました。
まずは、米麹作りから。


お米を蒸します。


40度くらいに冷ましたお米に、種麹(麹菌)をまんべんなく振りかけて、よく混ぜ合わせます。

これをもろ蓋に分けて入れ、麹室の箱の中で、48時間温度管理をします。

だんだんと麹のいい香りが漂ってきます。

ぽろぽろだったお米に、びっしり麹菌が回って、板状になります。

米麹の完成!

 

よくほぐして、先に塩と混ぜ合わせておきます。
次に、大豆を柔らかくなるまで煮ます。

薪の火でうちの大豆を煮ると、めっちゃおいしいんです。

煮大豆を味噌すり機でつぶします。ひたすらハンドルぐるぐる回す。

先ほどの塩と麹をよーく混ぜ合わせ

お団子を作って、たるにきっちりと詰めます。

そして味噌蔵の中に1年以上保存。

今食べてもしょっぱいだけなのに、時間がたつと豆のたんぱく質がアミノ酸に変わって、色が濃くなり、うまみが出てきます。

大事な大事なお味噌、じっくりおいしくなってください。

 

カテゴリー
 

うらなりカボチャを甘酒に

うちのカボチャはすごく甘いのですが、甘くないうらなりのカボチャもできてしまいます。

今まではもったいないと思いつつ捨てていたのですが、どうにかしておいしくいただけないかと考えついたのが、これ。

カボチャを柔らかく蒸して皮をむき、マッシュします。
米麹と水を混ぜて、炊飯器で60度、24時間保温。

塩少々加えてでき上がり。でんぷんが糖化して、甘~いカボチャの甘酒に大変身しました。

捨てなくてよかったー。

話は変わって、息子が20歳の誕生日を迎え、お祝いに娘がケーキを作ってくれました。

乳製品のアレルギーがあるため、バター・牛乳不使用のケーキです。
一緒にビールも飲みました。

祝・成人。よくここまで育ってくれました。

息子に感謝。息子にかかわってくださった、すべての方たちに心から感謝しています。

 

カテゴリー
 

まこもの葉で納豆づくり

納豆が大好きです。
いつもは市販の納豆をいただいているのですが、自分ちの大豆で作ってみようと、久しぶりに納豆づくりに挑戦しました。
納豆菌は藁ではなくて、まこもの葉についているものから取り入れてみることに。

まず、大豆を柔らかくなるまでゆでます。
納豆菌は熱に強いので、まこもの葉もゆでて他の雑菌を取り除きます。

まこもの葉をバットの下に敷き、大豆を並べ、上にも葉っぱをかぶせます。
発泡スチロールの箱にペット用ヒーターを敷いて、その上にバットを乗せて約40度に保温。

24時間後、大豆が白くなり納豆菌が回ってきました。

納豆とまこもの草っぽい香りがミックスされた、いい匂いがします。
冷蔵庫に1日入れて熟成させると食べごろになります。
糸の引き加減は弱いのですが、大豆のおいしさがしっかりと感じられる納豆です。

カテゴリー
 

野沢菜漬けと菊芋の粕漬

冬の保存食は何といってもお漬物。

昨年の12月20日ころに漬けた野沢菜。
我が家は塩と醤油だけで漬けます。

今年は暖冬でめったにないのですが、漬け汁が凍っていました。

おいしくて、つい食べ過ぎてしまうのが玉にきず。

こちらは菊芋のかす漬け。
酒かす、塩、砂糖で漬けました。


こちらもパリパリしていておいしいよ。
ですが菊芋は一度畑に植えると、雑草のように繁殖するので、要注意植物です。
そして、野沢菜漬けを食べつくした2月終わりころから、たくあんや赤かぶ漬けをいただきます。

カテゴリー
 

保存食を作る

自分で育てた野菜をできるだけ無駄にしたくない!

ようやく少し時間の余裕ができたので、大学生のウーファーさん、Hさんといろんな野菜の保存食を作りました。
彼女は手慣れた手つきで、レシピ通りきっちり作ってくれるんです。とても助かります。

①青トマトのチャツネ。

トマトをフードプロセッサーでみじん切りにし、出てきたアクを取りながら、

玉ねぎ、リンゴ、砂糖、スパイス、酢などと一緒に煮詰めます。
カレーの隠し味だけでなく、クラッカーに乗っけて食べるとジャムのような、おかずのような不思議な味わい。

②干しマコモタケ

マコモタケの皮を剥いてスライスし、

網の上に並べて干します。
これを醤油とみりんで煮ると、メンマのようになります。

③青トマトのピクルス

トマトと玉ねぎのスライスを塩漬けして水けを搾り、酢、砂糖、カレー粉を煮溶かしたものに漬けます。

④青唐辛子の醤油麹漬け

青唐辛子をフードプロセッサーでみじん切りし、同量の醤油と麹に漬け込みます。
ピリ辛の醤油麹はお料理に少しかけて食べるとおいしいよ。

加工品づくりは楽しいな~♪

 

カテゴリー
 

醤油を仕込む

お醤油作りは、毎春恒例のの大切な仕事です。

先日煎った小麦をミルで粗く挽き割って、
茹でた大豆と混ぜ合わせ、お醤油の麹菌をまぶします。

最初はこんな白色です。

温度が30度以上に上がらないよう、時々かき混ぜて冷ましながら・・・

40度になると納豆菌が繁殖しちゃうので、温度管理はとても大切。

 

3日後。菌が回ってくると、鮮やかな緑色になります。

細かい胞子が舞うので、吸い込まないよう要注意。

できた麹を塩水と一緒に樽に入れます。

カビないよう時々かき混ぜながら、2年間じっくり寝かせると、極上のお醤油になります。

カテゴリー
 

小麦を炒る

今月末に自家製醤油を仕込みます。
その準備として小麦を炒りました。

焦げないように注意しながら炒ります。
食べてみてちょっとカリッとするのが目安です。
この後、コーヒーミルで小麦を粗く引き割ります。
お醤油の麹づくりは、また後ほど。


残った火がもったいなかったので、続いて購入したコーヒーの生豆を焙煎しました。
火が強すぎてちょっと深煎りになってしまった。
自家焙煎の挽きたてコーヒー。何とも贅沢です。
って、全然コーヒー通ではないんですが・・・。
これを書いていて疑問に思ったのですが、煎ると炒るはどう使い分けるんでしょうか?

カテゴリー
 

米味噌を作る

今年もお味噌の仕込みをしました。

先日作った麹。菌が回ってしっかり固まっています。いい麹に仕上がりました。

これを桶に入れてよくほぐします。

大鍋でじっくり煮た大豆。今回は乾豆で26キロ分。

手でぐるぐる回すミンサーで潰します。

大豆のモンブラン。つまんで食べると大豆の甘さが口いっぱいに広がります。

潰した大豆に塩と麹をよく混ぜ合わせます。

味噌玉を作って、空気を抜くようにきっちりと詰め込みます。これで約100キロのお味噌ができました。

味噌蔵にしまっておくと、約1年後には熟成されて美味しいお味噌になります。

カテゴリー
 

ぽん菓子

IMGP2910
安曇野の豊科駅前にある「ぽんべえ」さんというポン菓子屋さん。
昔懐かしいポン菓子製造機。
そこで、うちの玄米、大豆、トウモロコシをぽん菓子にしていただきました。
22728955_2017535475185841_7688307876597897705_n
トウモロコシはスイートコーンでもポップコーンでもなく、「甲州モロコシ」という粉に引いて食べるタイプのものです。
IMGP8806
左から大豆、玄米、コーンです。

素朴でしみじみと美味しいお菓子です。

カテゴリー