日々のできごと

厳冬に育つパクチー

昨夏種をまいたパクチーがまだ元気に残っています。

ロゼッタ状に広がって、マイナス10度以下の寒さにもけなげに耐えています。
パクチーって南国の植物というイメージだったので、こんなに寒さに強いなんて驚きです。

昨日、「種はだれのものか」という演題で岡本よりたかさんの講演会に行ってきました。
難しい種子法や遺伝子組み換えなどのお話を、分かりやすくお話してくださってとてもためになりました。
その中で、種取りをすると性質がその土地にあったものに変わるというお話をされていたんです。
そういえば、このパクチーは種取り⇒種まきを繰り返して3年目。
もしかしたら寒さに強い形質を獲得したのかもしれないですね。
ただ、春まきして、夏に種取りしたものなので、寒さには当たってないのですが。


これが昨年とっておいた種です。

味も寒さに当たったパクチーのほうがおいしい気がします。
私は刻んだパクチーを納豆ご飯に振りかけて食べるのがお気に入りです。
あと、パクチーペーストにして冷凍保存しています。
パクチー食べていると、家族から「くさいからやめて」と非難されるのが残念。

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0円生活


季刊「社会運動」という雑誌の「0円生活を楽しむ」という特集で、ほそかわ農園を取り上げていただきました。
「農業を体験しながら旅をする」という記事です。
WWOOF(ウーフ)ジャパンの仕組みについて紹介されています。
私たち夫婦と元ウーファーのIさん、シアトルから来たウーファーのLさん、ウーフジャパン事務局の星野さんのことが書かれています。

WWOOFとは宿泊と食事を提供し、労働力を提供してもらうという、お金を介さない関係。
だからお互いはっぴー。
おかげて国内外のたくさんの友達ができました。
将来ウーフで海外を旅するのが、私たちの夢です。

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薪を蓄える

わが家は薪ストーブと薪のお風呂を使っているので、1年中大量の薪が必要です。

薪作りは冬の大切な仕事です。


今回は伐採した落葉松の木をいただきました。

玉切りして軽トラに積んで運び出します。
力持ちの慶二郎さんと夫で、何回も往復して運びます。

まずはくさびで半分に割って、

そしてひたすら薪割り。これはうちの息子。

若者たちに助けられて、たくさんの薪がストックできました。

おかげで冬の間も暖かい部屋でくつろげて、薪のお風呂で体の芯まで温まることができます。

 

 

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ほそかわ農園の収穫祭

11月4日日曜日、お客様を招待して収穫祭を行いました。

皆さんに手伝ってもらって、お醤油搾りもしました。


1年半桶の中で寝かせていた「もろみ」(醤油のもと)を袋に入れ、上からジャッキで圧力をかけて搾ります。

薪の火でご飯を炊いて、おにぎりを握りました。
かまどで炊いたご飯は、はっきりと違いが分かるくらい美味しいです。

こちらも薪の火で作った豚汁。


献立は、新米おにぎり、豚汁、小松菜のお浸し、にんじんサラダ、焼き芋、棒に生地を巻き付けて薪の火であぶった「棒パン」です。

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日本ミツバチの巣

日本ミツバチが今春、うちの巣に入ってくれました。
9月頃まではたくさんの働きバチが出入りをしていたのですが、最近蜂の気配がないので開けてみると、スムシという蛾の幼虫に巣を食い荒らされていました。
十分なお世話ができなかったから、やられてみんな逃げちゃったようです。ごめんね。

上の部分を切り取ると、中にハチミツが少し蓄えられていました。
ミツバチさんの贈り物、大切にいただきます。

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田んぼの生き物

先週、うちのお米を食べてくださっている東京のご家族がお見えになりました。田んぼを見学したいとのことで、ご案内しました。保育園児の娘さんは目を輝かせながら、田んぼの生き物や畦の草花に興味津々。足が生えたオタマジャクシや、すいすい泳ぐアメンボにをじっと観察したり、ミズカマキリを手に乗せて歓声を上げたり。夫は田んぼの生き物に思い入れが強いので、張り切って解説をしていました。

田んぼを観察するとたくさんの生き物がいて、お互いに影響しあって暮らしているのがわかります。ビオトープというのだそうです。
後日そのお客様から、「ご飯を残しそうになる時、『おじちゃんとおばちゃんが一生懸命作ったお米だよ』というと残さず頑張って食べてます。」と、メールをいただきました。
ちょっと幸せな気持ちになれたひと時でした。

農薬を使わずにお米や野菜を作っていると、昆虫観察にはもってこいなのですが、害虫もすごいんです。今年に入って、キャベツの青虫・ヨトウムシ数百匹、ジャガイモのニジュウヤホシテントウ数千匹を、手でぶちっとつぶしました。それも不思議と夢中になれる仕事なので、大変ってことはないのです。

ニジュウヤホシの幼虫です。ジャガイモの葉っぱをレース状に 食い荒らして枯らしてしまいます。
ちなみに成虫はナナホシテントウ に似ていますが、色がくすんだピンク色でかわいくないです。

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うちの同居人たち

ただ今、農園に同居している動物たちを紹介します。

つばめ夫婦とひなたち。ひなはたぶん4羽。
大きく口を開けてぴーぴー餌をせがんでいる姿はかわいい。
無事全員元気に巣立ってね。

しかし、当然ながら愛猫くろちゃんと相性悪し。
くろちゃんの姿を見ると、親たちは警戒の声を出して威嚇します。

そして、日本ミツバチたち。
せっせと蜜や花粉を集めています。
小さな動物たちをながめているのは飽きないですね~。

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2018年は・・・

お百姓をやっていてよかったと思うこと。imgp6500
①毎年、新しい種類の野菜や、加工品作りなどにチャレンジすること。
②田畑で自然と共に働けること。
③お客様と直接お話ができること。お客様というより、大切な友人という感じ。農業を通じてたくさんの新しいご縁ができました。
④できた野菜を工夫して調理すること。毎日の食事が美味しくて、身体にも優しいって、何よりの幸せです。
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さて今年2018年は、いろんな方々と一緒に農作業などをやってみたいと考えています。
とはいっても、ワークショップやイベントのようなことは年2~3回くらいが限界です。
なので、事前に「麹の仕込みをします」とか「明日ジャガイモの収穫をします」など、フェイスブックでお知らせして、興味ある方に来ていただくという方式。
あまりお構いすることはできませんが、一緒に作業を楽しんでいただければと思います。
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試しにやってみる段階ですので、どうなることやら・・・。

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あけましておめでとうございます

昨年田んぼの一角で育てたマコモ。
imgp6308今年はマコモの藁でしめ縄飾りを作りました。(実際に作ったのは夫です)
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マコモの藁は稲より長く、しめ縄にした時にきれいです。
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こんな風に玄関に飾りました。
IMGP8617今年もほそかわ農園をよろしくお願いします。
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ふろいど

うちのいんげんが植わっている畑の隣に、カフェ「ふろいど」があります。
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場所は富士見町立沢の「一本松の家」の斜め向かいです。
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今日家族でランチをいただきました。
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うちのいんげんや
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ジャガイモも使っていただいています。

他にもシラス丼とお味噌汁、おかずがきれいな器に盛られて出てきました。

お料理の品数がたくさんなので、おなか一杯。

でも野菜が中心のお料理なので、とてもヘルシーです。
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デザートは「富士見の水菓子」。見た目も涼しげで、とても美味しかったです。
店主の響谷さんはお料理のセンスが抜群で、とても素敵な方です。
おすすめのお店。

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