つまみ菜・まびき菜

cimg1746.jpg菜っ葉類の種を多くまきすぎて、込み合っている時は、まびかなくてはいけません。あんまり込み合っていると、ひょろひょろになり、病気などにもかかりやすくなってしまうのです。適度な間隔をあける為に、所々抜いたものが、まびき菜、ごく小さいのを、つまみ菜とよんでいます。
まびく作業も大変なので、種をまき過ぎないようにしたいものなのですが、芽が出なかったらもっと困るので、雨が少ない時とか、状況によっては多めにまくのです。すると今度は雨がたっぷりと降ってくださって、びっしり芽が出るとか、そんなこともよくあります。
 しかしまあ、春とか秋、最初にいただくまびき菜はおいしいものです。
 葉物類は、たいてい数日おきに何回も種をまくのでまだよいのですが、大根や人参などは、芽が出ないと大変困るので、最初から多めに種をまいてまびきながら育てます。まびいたものが、葉大根や葉人参です。