田んぼの生き物

先週、うちのお米を食べてくださっている東京のご家族がお見えになりました。田んぼを見学したいとのことで、ご案内しました。保育園児の娘さんは目を輝かせながら、田んぼの生き物や畦の草花に興味津々。足が生えたオタマジャクシや、すいすい泳ぐアメンボにをじっと観察したり、ミズカマキリを手に乗せて歓声を上げたり。夫は田んぼの生き物に思い入れが強いので、張り切って解説をしていました。

田んぼを観察するとたくさんの生き物がいて、お互いに影響しあって暮らしているのがわかります。ビオトープというのだそうです。
後日そのお客様から、「ご飯を残しそうになる時、『おじちゃんとおばちゃんが一生懸命作ったお米だよ』というと残さず頑張って食べてます。」と、メールをいただきました。
ちょっと幸せな気持ちになれたひと時でした。

農薬を使わずにお米や野菜を作っていると、昆虫観察にはもってこいなのですが、害虫もすごいんです。今年に入って、キャベツの青虫・ヨトウムシ数百匹、ジャガイモのニジュウヤホシテントウ数千匹を、手でぶちっとつぶしました。それも不思議と夢中になれる仕事なので、大変ってことはないのです。

ニジュウヤホシの幼虫です。ジャガイモの葉っぱをレース状に 食い荒らして枯らしてしまいます。
ちなみに成虫はナナホシテントウ に似ていますが、色がくすんだピンク色でかわいくないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です