畑の冬支度

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霜が降り、朝の最低気温がマイナスになってくると、あちこちの畑で、大根を抜いたり、ねぎを抜いたりと、畑を片付け、野菜を囲う人の姿が見える。この季節の風物詩だ。 
しかし、冬支度って、何となくせわしないような、追われるような気がするのはどうしてだろうか。
さあ、うちも、傷んでしまわぬよう、寒さに弱いものから順に野菜を貯蔵してゆかなくては。まず、大根。葉つきの大根は、畑から抜いてきたもの。葉がなくなったら、いったん抜いて、埋めて貯蔵したものだ。ニンジンも全部抜いて、埋めて貯蔵。白菜、キャベツ、ねぎは、ビニールハウスに取り込んで、わらなどで保温してやる。すでに収穫し、屋内にあるイモ類や、カボチャなどは、古毛布やら何やらで、さらに厳重に囲う。
 ほうれん草や、小松菜などは、まだまだこれからおいしくなるところだが、寒さに弱い葉物は、順になくなってしまう。お届けする野菜の種類は、これからだんだん少なくなってゆきます。(か)