トウモロコシ

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ここ何年か、トウモロコシの出来がよくありませんでした。一番の原因は、ハクビシンとタヌキです。そろそろ収穫という頃、必ず集団で現れ(夜ですが)あれこれ味見をしながら、一晩に数十本も召し上がります。お持ち帰りもしているようです。ネットをはって対抗するのですが、むこうのほうが一枚上手、ついに昨年途中、ぷつんと来て、電気柵を買いました。実を言うと、田んぼ用の大きなのと、モロコシ用のちいさなのと、二つ同時に買ってしまいました。写真のようにはっています。さわると、びしっと痛みが走ります。さすがに今のところ指をくわえて見ているようで、トウモロコシは無事です。

うひとつ悩みの種は、アワノメイガという蛾の幼虫です。これに対しては、受粉のすんだものから、おしべを切る作業を徹底しました。おしべ(先端の穂のところ)から幼虫が侵入するからです。このイモムシは、とっても元気で、おしべを切り落としただけでは、またせっせと茎を這い登り、トウモロコシにたどり着いてしまいます。ですから切った穂は袋に集めて、遠くに捨てます。

たとえばトマトなどと比べて、トウモロコシは基本的に丈夫な作物です。それでつい、手を抜きがちなのですが、そんなこんなで、今年は何とか収穫にこぎつけられそうです。

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