みんなで稲刈り

cimg4025.jpg今年の稲刈りは、野菜セットを買ってくださっている会員のご家族、大阪に住む私の両親と弟の子供たち、隣村に住む知人など、たくさんの方たちに手伝っていただいた。今年は田んぼを5枚も 作ったのに思ったより早く済んで、本当に人手のありがたさを感じた。
なぜか、バインダー(稲刈り機)で次々刈られた稲束が田んぼ一面に横たわっているのを見ると、みんな「全部掛けてしまうまではやめられない」みたいな感じで、一生懸命になってしまうのが不思議だ。稲束を集めて運んではぜ棒に掛ける、という作業を黙々とやってくださる。そうやって半日もがんばって働くと、かなり体にこたえるにもかかわらず、皆さんとっても楽しそう。子供たちも一輪車で稲を運んだり、バインダーで刈るのを体験してみたりと、楽しみながら結構手伝ってくれた。稲刈りというのは大人も子供も楽しめる一大イベントなのだ。たくさんの人たちと収穫の喜びを分かち合えるのもすばらしいですよね。
大型のコンバインで一気に刈って、灯油を使って乾燥機で乾かすのなら、一人でもすぐにできてしまうが、刈った稲をはぜ棒にかけて天日で乾燥させ、脱穀するとなると、何倍もの時間と労力がかかってしまう。それだけの労力に見合うかどうか・・・機械乾燥より天日乾燥のお米のほうがおいしいと言われているので、よかったら食べ比べてみてください。(ひ)