トウモロコシ

cimg3927.jpgトウモロコシってどうしてこんなに甘いのでしょうか。最近の品種は、ますます甘くなってきました。いったいどうやってこういう品種を作るのでしょうか。甘すぎて、もはや野菜ではないみたいです。とはいえ、甘いトウモロコシを食べると、やっぱり「おいしい!」と叫んでしまいます。逆に、いまいちのやつを食べたときは、本当にがっかりします。他の野菜では、こんなことはないですよね。甘みって魅力的です。
 今年は、梅雨が長く、おいしいトウモロコシが取れるか心配でした。雨が多いと味がのらないことがあるのです。幸い今年は、まあまあおいしかったようです。けれど、トウモロコシの本当においしい期間はとても短いのです。少し若いとおいしくないし、実が入りすぎてもだめです。ですから、早生と晩生の品種を組み合わせて、4〜5回種まきし、次々と取れるようにしておくのですが、タイミングが合わないときもあり、なかなか難しいです。
 トウモロコシは、山の動物も大好きです。トウモロコシ畑には、ぐるりとネットを張るのですが、それでも何とかして必ず毎日入り込む動物がいます。たぶんタヌキかハクビシンです。もしかしたらアナグマかもしれません。畑にトウモロコシがあるうちは、主にそこで食事をしている模様です。大好きのようです。これだけ甘ければ無理もないのかもしれません。(か)